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電通と平凡社、iPad/iPhone向けアプリ「包みかた教室」を販売
電通と平凡社の共同プロジェクト「うつくしいくらしかた研究所」が
アプリを買うと教材も届く、新しい学習体験ツール“教室シリーズ”を開発
―iPad/iPhone向けアプリ「包みかた教室」販売開始―
株式会社電通(本社:東京都港区 社長:石井 直)は、株式会社平凡社と昨年共同で発足させた「うつくしいくらしかた研究所」(※1)の活動として、動画付き解説アプリを買うと教材も届く新しい学習体験ツール“教室シリーズ”を開発し、4月20日より、iPad/iPhone向け有料サービスとして「包みかた教室」の販売を開始します。
“教室シリーズ”は、実際に教室で習っているように手順がわかる動画つきの解説アプリケーションをダウンロードし、申し込みを行うことで実物の教材が郵送され、アプリケーションと教材で学べる新しい学習体験ツールです。
教室シリーズ第1弾となる「包みかた教室」では、紙を折って包むという、我々日本人の祖先が当たり前にしていたくらしかたを、電子デバイス上に甦らせました。
「うつくしいくらしかた研究所」の理事を務める山口信博氏が主宰する「折形デザイン研究所」(※2)が監修、折形デザイン研究所が考案したオリジナルの折形を含め、日常生活に役立つ5つの包みかたを、動画と図解でわかりやすく紹介します。
また、アプリ内の申込み画面から送付先情報を入力すると、アプリで学べる包みかたのひとつ「二枚合わせの祝儀包み」用の専用教材「手漉き和紙」を郵送します。
手漉き和紙は、大量生産の機械漉き和紙とくらべて、漉き手のパーソナリティや産地の風土が素直に反映されると言われています。今回は、岐阜県美濃市の紙漉き職人たちが漉いた美濃和紙を届けます。このアプリケーションを通じて、多くの人に手漉き和紙を使ってもらい、良さを知ってもらうことで、日本の伝統技術継承に貢献できればと考えています。
日本人が古くから日々の暮らしの中で実践してきたことや、暮らしの中にあった考え方に改めて注目し提案を行なう「うつくしいくらしかた研究所」では、ひとつのアプリケーションにつき、ひとつの知恵が身につく「教室シリーズ」を今後も展開していく予定です。
※1 「うつくしいくらしかた研究所」 http://www.kurashikata.com/
2010年11月、電通と平凡社の共同プロジェクトとして発足。日本人が古くから日々の暮らしの中で実践してきたことや、暮らしの中にあった考え方に改めて注目し、現代にも受容される「うつくしいくらしかた」を提案する研究所。昨年11月にリリースしたiPad/iPhone向け“電子巻物”暦アプリ「くらしのこよみ」は、累計10万ダウンロードを達成。
※2「折形デザイン研究所」 http://www.origata.com/
2002年に発足した、伝統的な礼法である「折形」の秩序ある美しさをモダンデザインとして捉えなおし、現代の暮らしへ取り入れることを目指し、今に活かせる「折形」を探求する研究所。主宰は山口信博氏。
◆「包みかた教室 for iPad」/「包みかた教室 for iPhone」 概要
・心をこめて紙を折り、何かを包んで贈りものをするという、日本で古来伝承されているくらしの作法を学べるアプリケーションです。
・ちょっとしたお返しや心付けを渡すときなど、日常生活に役立つ5つの「包みかた」を、図解と動画を交えた巻物仕立てで解説します。武家に伝わった礼法である「折形(おりがた)」の解説付き。
・監修を担当する「折形デザイン研究所」が考案したオリジナルの「包みかた」を紹介します。
・アプリ内のお申込み画面から送付先情報を入力すると、アプリで学ぶ包みかたのひとつ「二枚合わせの祝儀包み」用の専用教材「美濃手漉き和紙」を郵送で届けます。
・iPad および iPhoneユーザーは、4月20日より、App Store(アップストア)にて、ダウンロードすることが可能です。
・価格:2500円
(「包みかた教室」スクリーンショット画像イメージ)
※添付の関連資料を参照