オリンパス、医療機器の主要製造拠点会津オリンパスの工場棟を竣工

医療機器の主要製造拠点、会津オリンパスの新工場棟を竣工
〜医療機器のモノづくりにおいて世界No．１の工場をめざす〜


　オリンパス株式会社（本社：東京都新宿区、社長：笹　宏行）は、医療事業のさらなる飛躍を目指して、医療機器の主要製造拠点のひとつである会津オリンパス株式会社（福島県会津若松市、社長：大谷　和久）に新工場棟を建設しました。２０１６年４月２１日に竣工式を行い、５月９日より本格稼動します。


　当社の医療用内視鏡は、１９５０年の胃カメラ実用化以降、がんなどの病気の「早期発見」と、手術・処置に伴う痛みなどの負担をできるだけ軽減する「低侵襲（ていしんしゅう）治療」に貢献しています。会津オリンパスは１９７０年に設立されて以来、一貫して医療用の内視鏡の生産を行ってきました。医療機器にとって品質の安定と信頼性は最も大切な条件であり、これを生産性と両立してものづくりに取り組んでいます。
　今後も医療事業を通して、「新しい価値を提案し人々の健康と幸せな生活を実現する」というオリンパスグループの経営理念「Social　IN（ソーシャル・イン）」を実現し「医療機器のモノづくりにおいて世界No．１の工場」を目指します。

　会津オリンパスの事業内容：医療用内視鏡スコープ、内視鏡洗浄消毒装置などの開発・製造


●新工場棟の主な特長
　［１］BCP（※１）対策：免震構造
　［２］環境配慮設計
　［３］従業員の働きやすさ向上

　当社は、医療事業のさらなる飛躍を目指して、医療機器の主要製造拠点（会津・白河・青森）の生産能力増強・生産効率向上・BCP（※１）対策を図り、盤石な生産体制の構築を目的とした新工場棟建設計画を２０１２年１２月に発表しました。会津オリンパスは、２０１５年１０月の白河事業場（福島県西白河郡西郷村）に続いて、竣工を迎えました。

　※１　Business　Continuity　Plan（事業継続計画）：何らかの障害が発生した場合に重要な業務が中断しないこと、または業務が中断した場合でも目標とした復旧時間内に事業が再開できるようにするための対応策などを定めた包括的な行動計画

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