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SCSK、「ProActive E2 人事・給与・個人番号管理システム」が稼働開始
学研グループ15社の人事・給与・マイナンバー管理システムとして
ProActive E2(◇)が稼働開始
〜シェアードサービスを提供する学研プロダクツサポートで本番稼働
グループ人事給与業務の効率向上と2万人を超すマイナンバーの一元管理を実現〜
◇「E2」の正式表記は添付の関連資料を参照
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:谷原 徹、以下 SCSK)は、株式会社学研プロダクツサポート(本社:東京都品川区、代表取締役社長:増山 敬祐、以下 学研プロダクツサポート)を含む、学研グループ向け新グループ人事・給与システムとマイナンバー管理システムとして採用された「ProActive E2 人事・給与・個人番号管理システム」が2016年3月7日から本番稼働したことをお知らせします。
1.背景
株式会社学研ホールディングスを持株会社とし、コンテンツ・サービス創造企業を目指す学研グループにおけるバックオフィス業務のシェアードサービスを提供する学研プロダクツサポートでは、旧システムでは実現できない、マイナンバー制度をはじめとした制度対応や、複数会社管理に対応していないことによる非効率な業務の改善などのほか、以下の課題を抱えていました。
・学研グループ内のシェアードサービス対象企業の拡大、学研グループの人材管理基盤の構築
・従業員と個人事業主のマイナンバー管理の一元化による情報セキュリティ対策
・グループ各社に対する人事関連の新たなサービスの提供
・人事部門、グループ人事サービス部門の業務効率の向上
・他部門、他のシステムとの連携実現による重複入力、入力ミスの削減
2.新システムの選定ポイント
上記の課題を解決するため、学研プロダクツサポートでは、新しいグループ人事・給与システム導入の検討を開始しました。SCSKは、学研プロダクツサポートの課題を踏まえ、「ProActive E2 人事・給与・個人番号管理システム」による新システムを提案。その結果、以下の点が評価され、選定されました。
・パッケージの標準機能で、複数会社管理に対応し、会社間の人事異動をはじめとするグループ人事管理機能が提供されており、業務効率の向上が可能なこと
・グループ人事への導入実績が多く、今後の対象企業の拡張にも十分に対応可能なシステムであること
・外部データの取り込みインタフェースが充実しており、他のシステムとの連携が容易に実現できること
・マイナンバー対応、住所変更や婚姻などの人事諸届ワークフロー、年末調整のセルフエントリーなど、新たなサービスの提供によりシェアードサービスの付加価値を高められること
・マイナンバー対応として、従業員と個人事業主のマイナンバーの収集、管理、利用、廃棄を「ProActive E2」に集約することで、情報漏洩に対するリスクマネジメントを実現できること
■学研プロダクツサポート様のコメント
当グループにとって、必要不可欠であった組織再編、人事交流への迅速な対応と、マイナンバー制度対応を、「ProActive E2」の本番稼働により実現することができました。人事諸届や年末調整、マイナンバーなど、従業員自身でセルフエントリーできる機能をはじめとし、旧システム環境ではできなかった会計システムとの連携、新たなサービスの実現により、従業員の利便性と業務効率の向上、統制強化、最適な人事交流が同時に実現され経営基盤強化へ貢献できることを期待しています。
また、マイナンバーの管理について、当社は専任の部署を設置し、特定個人情報の取扱者以外が入室できないルールにするなど、情報セキュリティ対策にも注力しております。そのため、新システムについても、情報漏洩に対するリスクマネジメントを実現できる仕組みにしたいと考えておりました。SCSKからの提案は、私どものニーズに応え、ソフトウェア面での安全管理措置を最大限考慮した内容でした。新システムの本番稼働を迎え、われわれが目指すシステム基盤を構築することができて大変満足しています。今後もわれわれと共に、より優れたシステムへと「ProActive E2」が進化していくことを期待しています。
株式会社学研プロダクツサポート
人事サービス部長 押目昭子
社名:株式会社学研プロダクツサポート
設立:平成21年10月1日
従業員数:191名(2015年10月1日現在)
事業内容:
1.雑誌・書籍などの出版物、教材、教具、マルチメディア関連商品など、あらゆる商品の製作マネジメントおよび著作権管理、製品安全審査などのサポート業務の受託。
2.経理、人事、総務、オフィス管理、情報システム、広報他の業務の受託。
※ロゴは添付の関連資料を参照
*記載の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。