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EMCジャパン、SaaS型認証プラットフォーム「Via Access」を提供開始

2016-04-19

EMCジャパン、クラウドとオンプレミスの認証を一元化するSaaS型認証プラットフォームの提供を開始
セキュリティとユーザーの利便性の両立が可能〜


 東京発,2016年4月14日−EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/)は、本日、SaaS型の認証プラットフォーム「RSA Via(R)Access(アールエスエー・ヴィア・アクセス、以下Via Access)」の提供を開始しました。「Via Access」は、クラウドとオンプレミスのアプリケーションへのログイン認証を一元化し、ユーザーの利便性とセキュリティを両立できるよう設計されたサービスです。

 近年、企業が利用するアプリケーションは増加の一途をたどり、低コストを理由に、クラウドサービスの採用や移行を決める企業も増えています。これらのサービス利用にはIDとパスワードによる認証が不可欠なため、社員が管理するIDとパスワードは膨大な数にのぼり、サービス利用に面倒さを感じてしまいます。使いやすさだけを優先すると、単純なパスワードやパスワードの使い回しが増え、セキュリティの脆弱点が生じるため、使いやすさを低下させることなくセキュリティを確保できる、バランスのとれた認証基盤が必要とされています。

 「Via Access」は、オンプレミスおよびクラウド上のアプリケーションのログインをシングルサインオン(SSO)で一元化できるようデザインされたサービスです。ユーザーは、認証ポータルの「RSA Via Access」(写真[1])から、アイコンをクリックするだけでアプリケーションにログインできます。さらに、アプリケーションの特性、社員の職責などに基づき、ワンタイムパスワードバイオメトリクス認証のようなセキュリティ強度の高い認証方式を追加で設定することも可能です。

 また、「Via Access」は、アプリケーションや社員の属性、アクセス先に応じて認証方式を変えることもできるため、一種類の認証方式を組織全体に展開する画一的な導入のように、セキュリティの強度を一部で下げてしまったり、ユーザーの仕事のしやすさを低下させることもありません。


■「VIA ACCESS」の特長

●SSOによる認証の一元化でユーザー利便性が向上
 ユーザーは、「Via Access」ポータル画面にリストされたアイコンから、使用するアプリケーションを選択してログインします。オンプレミスとクラウド上のアプリケーションの両方でシングルサインオンが可能になり、複数の異なるパスワードを日々使い分けなければならないユーザーにとって、パスワード入力の手間、管理負担によるストレスを解消できます。

●リスクに応じて認証強度を高められるステップアップ認証
 リスク(アプリケーションの重要度、社員の属性、アクセス場所など)に応じて強度の異なる認証を任意に追加で設定できるステップアップ認証が可能です。
 ステップアップ認証では、例えば、出退勤管理ポータルはプライマリー認証(Via Accessのログイン認証)のみでログインできますが、投資・買収案件の進捗管理ポータルにログインするには、認証強度が高いバイオメトリクス認証を追加し、セキュリティ強度を高めることができます。

 「Via Access」はさまざまな高度な認証方式に対応しており、RSA SecurIDなどのワンタイムパスワードスマートフォンを利用したTouch ID(指紋)やEyeprintID(眼球の血管*1)、シェイク機能(スマーフォンを振る)が利用できます。また、Apple Watch(認証クエストの承認、写真[2])、FIDO U2F(*2)準拠のトークンデバイスも利用可能です。

 アクセス先の重要度に応じて強度の異なる認証方式を付加することで、セキュリティとユーザー利便性のバランスを最適化できます。

クラウドとオンプレミスのハイブリッドでユーザー情報を保護
 企業内のオンプレミス環境に設置する「RSA Via Access Identity Router」(*3)が、「Via Access」サービスと社内の認証サーバーを中継するため、ユーザーのパスワード情報はクラウド上には保管されません。「Via Access」は、クラウドとオンプレミスのハイブリッドによる「セキュリティファーストアプローチ(セキュリティ第一主義)」で、ユーザーの重要情報を社内で維持、管理してセキュリティを確保します。

 EMCジャパンは、「Via Access」を、セキュリティとユーザー利便性のバランスを実現するセキュリティ対策として大規模企業向けに提案し、今後1年間で10万ユーザーの獲得を目指します。


■価格と提供について
 販売開始:2016年4月14日(木)
 提供形式:EMCジャパンが提供するSaaS形式
 販売価格:価格体系は、ユーザー単位の設定とし、サービス契約期間は12ヶ月です。
        例:1万ユーザーの場合、1人あたりの月額サービス料は900円(税別)
 提供について:EMCジャパンおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供します。


 *1 EyeprintID:米EyeVerify社が開発した、眼球の血管の形状で認証する技術。FIDO UAD準拠 
 *2 FIDO U2F(Fast IDentity Online Universal Second Factor):認証方式の開発に取り組むFIDOアライアンスが、2要素認証の技術を進化させた認証方式
 *3 RSA Via Access Identity Router:認証、ポリシーのコントロール、セッションとSSOの管理などを行う、DMZに配置する仮想アプライアンス


【参考】

 ※参考画像は添付の関連資料を参照


■EMCについて
 EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。 http://japan.emc.com/


■RSA事業本部について
 RSA事業本部は、EMCジャパンでセキュリティ、リスク、コンプライアンス管理ソリューションを提供しています。世界中の企業が抱えている組織のリスク管理やモバイルアクセスの保護と連携、コンプライアンスの証明、仮想環境やクラウド環境でのセキュリティ確保をはじめとする複雑で慎重な対処を要するセキュリティ上の課題を解決し、お客様の事業成長を支援します。 http://japan.emc.com/rsa


 (C)2016 EMC Corporation.All rights reserved
 EMC、EMC2、RSA、EMCのロゴは、米国EMCコーポレーションの米国およびその他の国における商標または登録商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。Apple WatchとTouchIDは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。その他の会社名・商品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。



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