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HGST、オブジェクトストレージシステム「SA−1000モデル」を発表
新しいオブジェクトストレージシステム「Active Archive System SA−1000」
新たなエントリー容量ポイントとビジネスの成長に沿ったストレージ拡張性
Western Digital Corporation(以下、WDC。社長兼Chief Operating Officer:Mike Cordano(マイク・コルダノ))は、オブジェクトストレージシステムのHGST Active Archive Systemに新しく「SA−1000モデル」を発表しました。HGST SA−1000は、必要に応じて容量拡張が容易で、メディア&エンターテイメントやライフサイエンス向けの大量データ保存やクラウドバックアップ用途を想定しています。スケールアップ、スケールアウト、クラスタリングやセキュリティ機能を含むソフトウエアも強化して追加しています。
SA−1000は、672テラバイト(テラは1兆。以下、TB)から28ペタバイト(ペタは1000兆。以下、PB)の容量拡張性と、3つの地域に分散したデータセンターからアクセス可能で、小容量でスタートし、ビジネスの拡大に応じて容量を拡張したいお客様に柔軟な展開を提供します。クラウドスケールのデータ耐久性、安全なデータ管理性、地域分散したデータアクセス性および障害復旧の容易性は、大量の非構造データの格納、解析および収益化に取り組むお客様にビジネス優位性を提供します。
米World Wide Technology(WWT)社 オブジェクトストレージプラクティス部門リーダーのRichHarper(リッチ・ハーパー)氏は次のように述べています。「我々はWDCと密接に連携しています。HGSTの Active Archiveプラットフォームの容易な展開性、スループット性能およびPBあたりの価格に非常に良い感触を持っています。中小型の構成でスタートし、将来の大容量構成へ拡張を計画している我々のお客様に幅広いオブジェクトストレージの展開を推進できます。」
WDC マーケティングヴァイスプレジデントのBarbara Murphy(バーバラ・マーフィ)は次のように述べています。「我々の長期的な製品戦略は、以前は取り組んでいなかったクラウドストレージについて増大する顧客要求に対応する柔軟な拡張性のあるモデルを提供することです。メディア&エンターテイメントやライフサイエンスをはじめとして、増大するクラウドストレージの多様なマーケットに対応するオブジェクトストレージについて、お客様やエンドユーザーのご要求に対応できることうれしく思います。」
HGST Active Archive System、SA−1000モデルは受注を開始しており、ソリューションプロバイダ、システムインテグレータおよびOEMなどのHGSTセールスパートナーから販売します。ワールドワイドのサービス&サポートにおいてもさまざまなオプションを選択できます。
詳細についてはhttp://www.hgst.com/activearchiveを参照下さい。
(注1)当社では、ストレージ業界の慣例に従い、1TBは1,000,000,000,000バイト(1兆)バイト(Byte)、1PB(ペタバイト)は1,000,000,000,000,000(1000兆)バイト(Byte)、と容量を定義しています。Rawデータ容量中の使用可能な容量はオブジェクトストレージ手法やその他の要因により異なります。
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