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凸版印刷、米国ジョージア州に透明バリアフィルムの新工場を竣工

2016-04-13

凸版印刷、海外初の透明バリアフィルムの生産拠点となる
「TOPPAN USA ジョージア工場」を竣工
〜北米をはじめ、中南米、欧州向けに透明バリアフィルムの供給能力を大幅に拡大〜


 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下凸版印刷)の米国ジョージア現地法人であるTOPPAN USA,INC.(所在地:米国・ジョージア州グリフィン市、社長:江崎純生、以下TOPPAN USA)は、2016年4月7日(木)に透明バリアフィルムの新工場である、TOPPAN USA ジョージア工場を竣工しました。

 本工場は、凸版印刷の透明バリアフィルム事業において、海外初の生産拠点となります。世界最高レベルのバリア性能により、食品・飲料、医療医薬、産業資材など様々なニーズに対応する透明バリアフィルムのトップブランド「GL FILM」を中心に生産を行っていきます。本工場の竣工により、透明バリアフィルムの供給能力が大幅に拡大。北米をはじめ、欧州や今後市場の成長が見込まれる中南米などに向けての提供を強化していきます。


 ◇外観は添付の関連資料を参照


■ TOPPAN USA ジョージア工場概要
 ・所在地:603 Rehoboth Road,Griffin,GA 30224 USA
 ・敷地面積:142,126m2(1,544,498sf)
 ・建築面積:9,640m2(103,771sf)
 ・製造品目:透明バリアフィルム
 ・投資額:約100億円

 ◇参考画像は添付の関連資料を参照


■背景と今後の展開
 凸版印刷は1986年より、「GL FILM」をはじめとする透明バリアフィルムの販売を開始、現在では全世界の透明バリアフィルム市場において、トップクラスの高いシェアをもっています。
 全世界の包装材市場は、環境対応の観点などから、フードロス削減に向けた取り組みや、ビン・缶から軟包装材への置換えが進みつつあり、今後透明バリアフィルムへのニーズが拡大すると推測されています。特に北米市場は、ライフスタイルの変化に伴う食品の長期保存・安心安全へのニーズの高まりなどにより、食品包装材市場の産業構造が大きく転換しつつあります。
 このような市場動向を受け、米国・ジョージア州に透明バリアフィルムの生産拠点を建設。北米をはじめ、欧州、今後市場の成長が見込まれる中南米などに、高品質な透明バリアフィルムを提供していきます。
 凸版印刷は透明バリアフィルム関連事業の全体で2018年度に売上で約1000億円を目指します。


※GL FILMについて
 凸版印刷が独自に開発した透明バリアフィルムです。独自の蒸着加工技術による世界最高水準のバリア性能と用途に応じた豊富なバリエーションによって、国内だけでなく欧州を中心に北米、東南アジアなど海外市場でも高い評価を得ています。今日では透明バリアフィルム市場のトップブランドとして、約45の国と地域、約15,000点の商品に採用されています。


 *本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。


以上




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