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伊藤忠都市開発、学生・外国人留学生対象の学生専用住宅開発事業に参入
事業領域を拡大 学生専用住宅の開発事業へ参入
第1号物件は「クレヴィア ウィル武蔵小杉」、390戸の大型開発
2017年3月運営開始に向け、本年6月より申込み受付開始
伊藤忠都市開発株式会社(東京都港区、代表取締役社長:寺坂晴男)は、マンション開発で培った機能・ノウハウ、及び伊藤忠グループ企業とのシナジーを活かし、地方から都市部に流入する学生及び外国人留学生を対象とした学生専用住宅の開発事業に参入しましたので、お知らせ致します。
■都市部の学生寮に関する市場環境と有望性
少子化の進行により日本の学生数は減少傾向ですが、地方から都市部へ流入する学生数は安定しており、また、グローバル化の進行により今後外国人留学生の増加が予測され、これら都市部への流入学生の受け皿となる学生寮は安定的な需要が見込まれます。一方、現在の学生寮の市場ストックは築年数が古いものが多いため、学生生活を過ごす「住まい」として顧客の満足を満たす機能・設備を備えた施設は少なく、最新の良質な学生専用住宅の開発事業は潜在ニーズが見込める有望分野と推測できます。
■弊社の参入優位性と狙い
伊藤忠グループには、40年以上の学生寮運営実績を有する伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社、及び日本最大規模の住宅特化型REITで学生専用住宅も多数保有するアドバンス・レジデンス投資法人の運用会社であるADインベストメント・マネジメント株式会社があり、両社とバリューチェーンを構築しグループシナジーを発揮して取り組めることは、弊社の大きなアドバンテージと言えます。
弊社は、伊藤忠の住まいのブランド「CREVIA(クレヴィア)」を冠したマンション、一戸建てなどの住宅開発事業を主力に、オフィスビル、物流、ホテル、海外事業等も手掛ける伊藤忠グループの総合不動産会社です。
今回、学生専用住宅の開発事業へ参入することで事業領域を拡大し、開発メニューの拡充により事業用地の売却や活用のご相談に対する対応力を強化することで事業機会を増やし、収益拡大を目指します。
■専用ブランドと開発コンセプト
弊社が開発する学生専用住宅のブランド名を「CREVIA WILL(クレヴィア ウィル)」とします。WILLは“未来”“意志”を意味し、学生同士が国籍・年齢・大学を超えて交流し、互いを高めながら成長する「住まい」を標榜します。
クレヴィアブランドのマンション開発で培ってきたノウハウを学生専用住宅にもハード・ソフトの両面で応用し、顧客目線で付加価値を高めた「学生が成長する住まい」を開発するため、既存学生寮の学生へのヒアリングや地方の受験生を持つ親世代及び子供と離れて暮らす親世代へのアンケートでニーズを把握。さらに大学や企業(採用担当者)が求める学生生活を送る住まい像も探り、「安全・安心」「健康」「成長」を基軸とし、“コミュニケーション力と国際性を育む住まい”を開発コンセプトに据えた、新しいタイプの学生専用住宅を提供していきます。
※ロゴは添付の関連資料を参照
■第1号は武蔵小杉、390戸の大型開発
JR線・東急線が交わり多数の大学へ通いやすい武蔵小杉に、2017年春、第1号が誕生します。
全室に浴室トイレ設置、入退館管理システム、24時間有人管理、フロア別セキュリティ、専門医の電話健康相談サービス、館内フリーWi−Fi、LINE活用の情報提供システム、トレーニングマシンのあるジムスペースなど設備・サービスを充実。さらに、1階のカフェテリア・ラウンジ・テラスの大空間や各階のキッチン付リビングなど、コミュニケーションを育む語らいの場をふんだんに配置する計画です。
このたび専用ホームページを開設し、本年6月より入居予約の申込受付を開始致します。
※参考画像・リリース詳細は添付の関連資料を参照