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ヤマハ、「RIVAGE PM10」用のI/Oラック「RPio222」を発売
デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」のシステム構築をより柔軟に
ヤマハ I/Oラック『RPio222』
−コンパクトなモデルの追加でさらに柔軟に分散配置システムの構築が可能に、9月発売−
*製品画像は添付の関連資料「製品画像1・2」を参照
ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」用I/Oラック「RPio622」をコンパクトにまとめたI/Oラック『RPio222』を9月に発売します。
<価格と発売日>
品名:ヤマハ I/Oラック
品番:RPio222
価格:オープンプライス
発売日:2016年9月
<製品の概要>
当社は、1887年の創業以来、楽器の分野だけでなく音響機器の分野においても革新的な製品を提供してきました。2001年に発売した「PM1D」は、大規模ライブSR(Sound Reinforcement:コンサート用音響)に特化したフルデジタルコンソールとして、その卓越した音声処理技術、高度な機能性と信頼性により高い評価を獲得し、以後のライブコンサートや劇場における音響システムに大きな変革をもたらしました。そして昨年末、ホール、スタジアム、野外などでの大規模ライブSRにおける新世代フラッグシップモデルとなるデジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」の出荷を開始、世界各地の大規模コンサートの現場で稼働がはじまっています。
このたび発売する『RPio222』は、アナログ入力、アナログ出力、デジタル入出力などの「RIVAGE PM10」システム専用カードを装着できるRYスロットなどを備えたI/Oラックです。先行モデル「RPio622」の半分となる5Uサイズを実現し、より設置場所の自由度を高めました。
『RPio222』の追加により、入出力を各所に分散配置するライブサウンドやブロードキャスト、ホールや劇場などでの「RIVAGE PM10」を用いた音響システムの構築が、規模や用途に応じてさらに柔軟に行えるようになります。
詳細は以下の通りです。
<主な特長>
1. より設置の自由度を高める5Uの高さを実現
『RPio222』は、「RIVAGE PM10」システム専用カードを装着できるRYスロットを2基とすることにより、先行モデル「RPio622」の半分となる5Uサイズを実現し、より設置場所の自由度を高めました(「RPio622」のRYスロットは6基)。さらに「RPio622」と同様に、フロントパネルには30種類を超える各種カードを装着できるMini−YGDAIスロットを2基装備、リアパネルには「RIVAGE PM10」の基幹インフラであるヤマハ専用のネットワークプロトコルTWINLANeに対応した入出力カードと、外部機器との接続用としてDanteに対応した入出力カードを装着できるHYスロットを2基装備しています。
2. 多彩な入出力環境を構築
RYスロットに装着する別売の専用カードとして、「RIVAGE PM10」システムに多彩な入出力環境を構築できる3種類のI/Oカードを用意しています。16チャンネルのマイク/ライン入力カード「RY16−ML−SILK」、16チャンネルのアナログ出力カード「RY16−DA」、16チャンネルのデジタル入出力カード「RY16−AE」、すべてのカードが44.1kHzから96kHzのサンプリング周波数に対応しています。
中でも「RY16−ML−SILK」は、「RIVAGE PM10」のサウンドに最上級の質感を与える重要なカードです。アナログ段におけるヤマハが一貫して取り組んできた透明感のあるナチュラルサウンドと、デジタル段におけるRupert Neve Designs社のトランスフォーマー回路およびSILKプロセッシングより、音楽的な空気感豊かなサウンドを実現できるハイブリッドマイクプリアンプを装備しています。
3. より高い信頼性のために電源の二重化にも対応
『RPio222』には2台の電源ユニットを内蔵しており、電源の二重化にも標準で対応しています。このため、より高い信頼性が求められる環境下でも安心して使用できます。なお、将来のファームウェアアップデートにより、『RPio222』と「RPio622」をあわせて最大8台まで1つのTWINLANeネットワークに接続することができるようになります。
*主な仕様などは添付の関連資料を参照
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プロオーディオ・インフォメーションセンター
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