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北海道電力など、水素活用の新技術開発「小規模木質バイオマス発電実証事業」を実施

2016-04-09

小規模木質バイオマス発電実証事業の実施について
〜水素を活用した新たな技術の開発を目指して〜


 このたび、北海道電力株式会社および、ほくでんグループの北電総合設計株式会社(代表取締役社長:坂本 容、本社:札幌市)は、地域に根ざした再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、2016年度から倶知安町において、水素を活用した新たな技術の開発を目指す「小規模木質バイオマス発電実証事業」に取り組むこととしました。

 本実証事業は、北電総合設計株式会社が、国立大学法人東京大学および一般社団法人日本森林技術協会と共同で、林野庁の補助事業へ応募し、候補者に選定されたものです。

 従来の木質バイオマス発電の多くは、石炭火力発電と同様に蒸気タービン式の発電システムを採用しておりますが、小規模では発電効率が低下するため、導入にあたっての課題となっています。
 本実証事業では、木質バイオマスをガス化および改質することで「水素」を生成し、燃料電池で発電する“高効率発電システム”の構築を目指していきます。加えて、燃料電池から発生する排熱を全量回収・活用することで、全体のエネルギー効率向上を目指してまいります。

 北海道電力株式会社は、事業化に関する検討や当社電力系統への連系等に関する情報提供、北電総合設計株式会社は補助事業の代表提案者として、実証事業の全体調整やガス化炉の設計・製作、設置、試運転データ収集等を行います。
 また、共同提案者である国立大学法人東京大学は生成ガスのデータ解析やタール処理方法に関する解析等、一般社団法人日本森林技術協会は森林バイオマス資源の賦存量調査を行います。
 本実証事業の概要は添付資料のとおりです。

 北海道電力株式会社およびほくでんグループは、北本連系設備を活用した風力発電の導入拡大に向けた実証試験、大型蓄電システム実証事業、家畜系バイオマス発電に係る研究開発事業などを着実に進め、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を図るとともに、本実証事業を通じ、水素を活用した新たな取り組みを進めることで、北海道における“総合エネルギー企業”として、地域の発展に貢献してまいります。


【添付資料】
 ・小規模木質バイオマス発電実証事業の概要

 ※添付の関連資料を参照



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