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JFE環境、首都圏で発生する汚染土壌の積替保管・海上輸送事業を開始
JFE環境 汚染土壌の積替保管・海上輸送事業を開始
〜モーダルシフトによる低炭素型社会の実現に貢献〜
JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野久宣、本社:東京都千代田区)の100%子会社のJFE環境株式会社(社長:櫻井雅昭、本社:横浜市鶴見区)は、首都圏で発生する汚染土壌(※1)の積替保管・海上輸送事業を本年8月より開始します。
首都圏では東京オリンピック開催に向けた施設建設や道路工事などにより、汚染土壌の発生が急増すると見られていますが、これら全てを首都圏で処理するには設備能力が不足しています。発生した土壌は全国の処理施設に運搬する必要があり、現在は陸上輸送が主体です。
こうした中、JFE環境は末広作業所(※2)に最大1,700tの汚染土壌を一時保管する施設と船舶係留設備を建設し、年間10万tの汚染土壌の海上輸送を行います。この輸送事業によって、年間4,273tのCO2の排出削減が可能となるため、当事業は国土交通省「モーダルシフト・輸送効率化による低炭素型静脈物流促進事業」として平成27年度補助対象事業に採択されています。
JFE環境は、建設廃棄物や産業廃棄物の収集運搬及びリサイクルを通じて培った汚染物質の管理ノウハウや収集運搬・処理事業者との幅広いネットワークを活用し、低炭素・資源循環型社会の形成に貢献してまいります。
※1 事業の対象とする汚染土壌は、土壌汚染対策法で規定される鉛・砒素など特定の有害物質を含有したもの。
※2 所在地:横浜市鶴見区末広町2丁目1番8
*以下の資料は添付の関連資料「参考画像」を参照
・施設建設地
・汚染土壌積替・輸送の様子