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みずほ銀行、CPGと日本企業の海外展開支援で業務協力覚書を締結
Charoen Pokphand Group Co.,Ltd.との業務協力覚書の締結について
株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀)は、本日、Charoen Pokphand Group Co.,Ltd.(Chairman and CEO:Dhanin Chearavanont、以下「CPG」)との間で、CPGのアジアにおけるネットワークを活用した日本企業の海外展開支援を目的とする業務協力覚書(以下「本覚書」)を締結しました。邦銀がCPGと業務協力覚書を締結するのは今回が初めてです。
アジア有数の大手コングロマリットの一つであるCPGは、1920年代にタイで創業し、飼料製造、養鶏・養豚等の畜産物生産、食品加工等のアグリ事業を展開してきました。1990年代からは小売事業、通信事業等にも参入する等、事業領域を拡大しています。また、中国においても、1970年代に外資企業としてはじめて参入して以来、飼料製造、畜産物生産、食品加工、小売等の事業を展開しており、現在に至るまで、タイ・中国を中心にグローバルな事業展開をしています。
メコン川流域経済圏では国境を跨いだ製造業のサプライチェーンの形成が進んでおり、タイは、サプライチェーンの中核生産拠点やグループ販売会社が集積する要衝として、その重要性はますます高まっています。また、CPGが強固なネットワークを持つ中国は、13億人超の世界一の人口を誇り、経済成長に伴い、農業・小売業等国内消費者向けの需要が拡大しています。
当行は、本覚書により、アグリ事業、小売事業、通信事業を中心とするCPGのグローバル展開をサポートし、CPGとの連携をさらに強化していきます。また、タイ・中国において強固なネットワークを誇るCPGとの連携により、アジアを中心としたグローバルな展開を検討し、高い技術力や事業ノウハウを持つ日本企業をCPGへ紹介することを通じて、日本企業の海外進出および事業拡大等をサポートするとともに、日本・タイ・中国の経済発展にも貢献していきます。
以上