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電通、中国・上海のデジタルエージェンシー「ダーウィン社」を買収

2016-04-04

電通、中国のデジタルエージェンシーダーウィン社」の株式100%取得で合意


 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、中国・上海にあるデジタルエージェンシー「Darwin Marketing Limited」(以下「ダーウィン社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

 ダーウィン社は、中国デジタル広告の黎明期である2006年に設立された中国で最初のデジタルエージェンシーのひとつです。同社の強みはSEM(検索エンジンマーケティング)などのパフォーマンス領域のデジタル広告サービスや、ソーシャルメディアを活用した口コミ・マーケティング(WOM)にあります。同社の先進的なサービスは国内企業のみならず、多くの多国籍企業から高く評価されています。

 買収後、当社はダーウィン社を当社グループの9つのグローバルネットワーク・ブランド(※)の1つでデジタル・パフォーマンス・エージェンシーであるiProspect(アイプロスペクト)の中国拠点に吸収します。これにより、iProspect China(アイプロスペクト中国)は150名のSEMスペシャリストを擁する強力なデジタルエージェンシーとなり、中国に展開するグループ各社との連携を図りながらシナジーの創出を図っていきます。

 当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が2015年9月に発表した「世界の広告費成長率予測」では、2014年の中国のデジタル広告費は前年比35.0%増となりました。景気減速が伝えられる中国ですが、デジタル広告費は2015年に28.5%増、2016年に29.0%増と高成長が続き、2016年には総広告費の4分の1を占めると予測しています。

 なお、本件が当社の2016年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

 ※電通の海外事業を統括する海外本社「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、9つのグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。9つのブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Branded Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。


ダーウィン社の概要】
 ・社名:Darwin Marketing Limited(ダーウィン社)
 ・本社所在地:中国・上海
 ・設立:2006年6月
 ・株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
 ・収益:1,815万人民元(約3.2億円)(2014年12月期)
 ・代表者:T.R. Harrington(CEO)
   Kenneth Cheung(Vice President Operations)
 ・従業員数:80名
 ・事業内容:パフォーマンス領域を中心とするデジタル広告サービスを提供


以上





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