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東京ガス、日立LNG基地の営業運転と茨城〜栃木幹線の供用を開始

2016-03-30

日立LNG基地の営業運転開始と
茨城〜栃木幹線の供用開始について


 東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:広瀬道明、以下「東京ガス」)は、茨城港日立港区内において建設を進めていた「日立LNG基地」(以下、「本基地」)の工事を完了し、昨日営業運転を開始するとともに、新たに敷設した高圧ガスパイプライン「茨城〜栃木幹線」(以下、「本パイプライン」)の供用を開始しました。本基地と東京湾内の既存3基地(*)が連携することにより、供給インフラ全体の安定性が向上します。

 本基地は、東京ガスとして初めて東京湾外に建設したLNG基地です。また、本パイプラインが完成したことにより、東京ガス首都圏を中心に950kmの高圧パイプライン網を保有することになります。

 東京ガスは、2020年に向けた天然ガスの需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱として、LNG船やLPG船の受入設備となる大型桟橋、容量23万klのLNGタンクや熱量調整用のLPGタンク、ガス製造設備などを備えた本基地と、既存のパイプラインである「栃木ライン」(栃木県真岡市)と接続する本パイプラインの建設工事を、2012年より進めていました。

 今後は、2020年までに「日立LNG基地2号タンク」の建設を目指します。さらに、既存の「鹿島臨海ライン」(茨城県神栖市)と今後建設を目指す「茨城幹線」を接続し、高圧ガスパイプラインのループ化を更に図ることにより、関東圏全域のエネルギーセキュリティ向上に貢献します。

 東京ガスグループは、「チャレンジ2020ビジョン」において「LNGバリューチェーンの高度化」を掲げ、その一環として「エネルギーの安全かつ安定的な供給」を推進しており、今後も更なるエネルギーの安全かつ安定的な供給に努めてまいります。
 *:根岸LNG基地(神奈川県横浜市)、袖ケ浦LNG基地(千葉県袖ケ浦市)、扇島LNG基地(神奈川県横浜市)。


 ※参考画像・概要図は添付の関連資料を参照


<日立LNG基地の概要>
 敷地面積:約10.4万m2
 受入設備:LNG・LPG受入バース、内航船出荷バース
 LNGタンク:23万kl(地上式)1基
 LPGタンク:5万kl(地上式)1基
 LNG気化設備:オープンラック式3基
 LNGローリー出荷設備:6レーン
 着工:2012年7月
 竣工:2016年3月


<茨城〜栃木幹線の概要>
 始点/終点:
  茨城〜栃木幹線:茨城県日立市/栃木県真岡市
  栃木ライン(延伸):栃木県真岡市/同左
 圧力/口径:
  茨城〜栃木幹線:7MPa/600mm
  栃木ライン(延伸):7MPa/400mm
 全長:
  茨城〜栃木幹線:79.9km
  栃木ライン(延伸):2.9km
 着工:2012年1月
 竣工:2015年12月



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