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JOGMEC、サハリン石油ガス開発のオドプトStage−2開発事業の債務を保証
サハリン石油ガス開発(株)のサハリン−1プロジェクト・
オドプトStage−2開発事業への債務保証について
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、サハリン石油ガス開発(株)(以下 SODECO、 代表取締役社長:藤田昌央)がロシア連邦サハリン島大陸棚で推進するサハリン−1プロジェクトにおけるオドプトStage−2開発事業を債務保証対象事業として採択し、3月22日に債務保証関連契約を締結しました。
SODECOは、サハリン−1プロジェクトに30%の権益を有しています。当該プロジェクトにおいては、平成17年にチャイウォ、平成22年にオドプト、平成27年にアルクトン・ダギの3油ガス田からそれぞれ原油およびガスの生産を開始しています。
本案件は、オドプト油ガス田の北部を中心とする第一次開発に続き、南部を含む構造全体を対象とする第二次開発(Stage−2)を実施するものです。
サハリン−1プロジェクトはこれまでに5.5億バレル以上の原油を出荷し、我が国近隣の大規模な原油供給ソースとして、我が国の供給源の多角化に大きく貢献してきました。今回の開発事業の実施により我が国への原油の安定供給により一層貢献することが期待されます。
■債務保証先会社の概要
1)名称:サハリン石油ガス開発(株)
2)設立年月日:平成7年3月20日
3)本社所在地:日本
4)代表取締役社長:藤田 昌央 氏
5)資本金:22,592百万円
■権益保有比率
SODECO:30.0%
Exxon Neftegas Ltd.(オペレータ):30.0%
ONGC Videsh Ltd.:20.0%
Sakhalinmorneftegas−Shelf:11.5%
RN−Astra:08.5%
■採択の内容
1)採択年月日:平成28年3月15日
2)保証見込額:450百万米ドル
3)採択理由:本事業については、[1]技術的事項、[2]経済的事項、[3]政策的事項、[4]事業実施関連事項等の観点から構成されるJOGMECの採択審査基準を満たすと判断されることから、債務保証対象事業として採択することとした。なお、本件の採択に際しては、経済産業大臣と協議し、同意を得ている。
■鉱区位置図
※添付の関連資料を参照
以上