ミサワホーム、認可保育園「コビープリスクールなかまちだい」など２ヶ所を同時開園

〜住育によって子どもたちの成長を応援〜
保育施設が２ヶ所同時開園
○子どもの社会性を育む多彩な保育メニューを可能にする園舎・園庭設計
○両園とも木を「あわらし」で表現できる燃えしろ設計を採用した木造準耐火建築


　ミサワホーム株式会社（代表取締役社長執行役員　竹中宣雄）が設計・建設を手掛けた認可保育園「コビープリスクールなかまちだい」（神奈川県横浜市）と、同じく設計を手掛けた認可保育園「コビープリスクールみさとたかの」（埼玉県三郷市）がこのたび完成し、４月１日に同時開園します。

　ミサワホームグループは保育施設運営の豊富な実績を持つ株式会社コビーアンドアソシエイツ（本社　千葉県野田市／代表取締役社長　小林照男）と協力し、これまでに１０ヶ所の保育園舎を手掛けています。そのうち８施設でキッズデザイン賞（主催　特定非営利活動法人キッズデザイン協議会／後援　経済産業省）を受賞するなど、両社が取り組む保育施設は外部機関からも高く評価されています。２０１４年には子どもや子育てに関するノウハウを研究・蓄積し理想的な子育て環境を追究する「子ども子育て総合研究所株式会社」（本社東京都目黒区／代表取締役　小林照男）を共同で設立。同社が運営する学童保育施設が今月２２日に東京都渋谷区に開校するなど、両社が手掛ける保育事業は広がりを見せています。

　４月に開園する「コビープリスクールなかまちだい」と「コビープリスクールみさとたかの」の設計にあたり、これまでにミサワホームが蓄積してきた園舎・園庭設計のノウハウを活かして、コビーアンドアソシエイツが独自に考案した縦割り保育（異年齢児交流保育）と横割り保育（年齢別保育）を融合した“マトリクス保育”を効果的に行うための提案を盛り込みました。用途に応じて空間構成を変えられる可動間仕切りを採用した大空間設計や行き止まりのない空間構成によって、年齢の異なる子どもたちが日常的に交流できるようにしています。園庭は起伏のある設計とし、子どもたちの好奇心を刺激しながら運動能力を発達させる工夫を取り入れました。建物の構造体には燃えしろ設計を採用し、木材面を見せたまま木造準耐火構造とすることで木の素材感を表現しました。なお、両園とも運営はコビーグループが担当します。

　ミサワホームグループは、保育施設の設計・施工などを通じて子どもから高齢者まで誰にでもやさしく住みやすい住宅のノウハウを蓄積し、今後も快適で安心して生活できる住空間の実現を目指します。


■「コビープリスクールなかまちだい」
　コビーアンドグループが神奈川県内で手掛ける初の保育施設です。建物の南北方向の構造強度を高めて東西方向の壁を減らすことで、園舎北側に配置した園庭への南北方向の視線の抜けを強調しています。園庭には砂や木チップ、芝生、カラフルなゴムなど様々な素材を敷き詰め、子どもたちが遊びながら素材の違いを体感できるようにしました。同園では近接する畑で野菜を育て、収穫体験も行います。収穫した野菜は園庭に設置したウッドデッキの洗い場で泥を落とし、そのまま連続する調理室へ運ぶことができます。野菜の苗を植え、育てるところから収穫、調理まで一貫して体験することで食育にもつなげます。
　同園は、ミサワホームと、新しい木造建築や木材利用の可能性の模索を通じて社会に寄与することを目指すNPO法人「team　Timberize（チーム　ティンバライズ）」（理事長　腰原幹雄）とが共同で設計しました。また、躯体施工はミサワホームが担当、園舎に使用する家具や建具は、ミサワホームグループのテクノエフアンドシー株式会社（本社　東京都新宿区／代表取締役社長執行役員　伯川八月生）のオリジナル品を採用しています。

　※参考画像は添付の関連資料を参照


■施設概要
　・設置種別／私立認可保育園
　・住所／〒２２４−００３４　神奈川県横浜市都筑区勝田町２９９番１
　・アクセス／横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台」駅　徒歩約１０分
　・保育年齢／生後５７日から小学校就学前の乳幼児
　・開園時間／午前７時から午後８時
　・定員／７０名
　・構造／木造２階建、準耐火構造
　・延床面積／４９９．４４m2
　・運営主体／株式会社コビーアンドアソシエイツ
　・設計／ミサワホーム株式会社、NPO法人team　Timberize
　・施工／ミサワホーム株式会社


　※リリース詳細は添付の関連資料を参照


以上