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矢野経済研究所、全国パチンコ経営企業数と店舗数の調査結果2015を発表
全国パチンコ経営企業数及び店舗数に関する調査結果2015
〜店舗数の減少が続くものの、大規模店舗の出店は堅調〜
■調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のパチンコホール経営企業・店舗の調査を実施した。
1.調査期間:2015年9月〜12月
2.調査対象:全国のパチンコホール経営企業および全国のパチンコホール
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談・電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査等を併用
■調査結果サマリー
◆2015年12月末のパチンコホール経営企業数は3,572企業、店舗数は10,993店舗
2015年12月末のパチンコホール経営企業数は3,572社であった。2014年末から2015年末までの一年間で130企業が減少しており、資本や経営者などで関連する企業グループでは129グループ減少の2,721グループであった。また、パチンコホール経営企業3,572社が営業するパチンコ店舗数は10,993店舗であった。2014年末時点から299店舗が減少し、経営企業数と同様に店舗数も減少が続いている。
◆2015年の新規出店数は221店舗
パチンコホール経営企業3,572社が、2015年に新規出店した店舗数は221店舗に留まった。新規出店数は微減または横這い状況にあり、出店地は引き続き大都市圏に偏っている。また、この数年は遊技機台数が1,000台を超える大規模店舗の新規出店が堅調である。
◆2015年12月末の遊技機台数は約457万台、遊技機台数も減少に転じる
これまで、店舗数減少での遊技機台数減少分を新規出店・店舗リニューアルでの遊技機台数規模の大型化が上回っていたことで、遊技機台数は増加が続いていた。しかし、2015年は2014年比で0.44%減と微減レベルであるものの、経営企業数、店舗数と同様に遊技機台数も減少に転じた。
遊技機種別ではパチンコ機が2014年から29,518台の減少、一方、パチスロ機は9,301台の増加であった。2011年から続いていたパチスロ機の増加が落ち着き、減少が続くパチンコ機の台数減を埋め合わせることが出来なくなったことで、遊技機全体での台数は僅かに減少した。
■発刊資料
2016 パチンコ経営企業総覧(東日本版)
http://www.yano.co.jp/market_reports/C57120000
2016 パチンコ経営企業総覧(西日本版)
http://www.yano.co.jp/market_reports/C57120100
※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照