Article Detail
マクニカネットワークス、セキュアなSD−WAN機器・プラットフォーム提供の米社と販売代理店契約締結
マクニカネットワークス、セキュアな次世代SD−WANプラットフォームを提供する
米国Viptela社と販売代理店契約を締結
〜集中管理・ゼロタッチ展開で多拠点の企業WANの管理をシンプルに実現〜
ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1−5−5、代表取締役社長:宮袋 正啓)は、企業の拠点・データセンター・クラウドをフルメッシュなIPsecトンネルで繋ぐセキュアなSD−WAN機器・プラットフォームを提供する米国Viptela Inc.(ヴィプテラ、以下、Viptera社、本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:Amir Khan)と販売代理店契約を締結しました。
製品名:
Viptela Secure Extensible Network
(ヴィプテラ セキュアエクステンシブルネットワーク、以下、Viptela)
提供開始日:2016年3月8日
昨今、ビジネス拡大に伴う国内・海外拠点の飛躍的な増加、データセンターからクラウド・SaaSへのトラフィックの移行、ビデオ会議・IP電話・仮想デスクトップといったリッチコンテンツ利用の増加などの背景に伴い、企業WANにおける運用負荷、回線コスト、帯域の逼迫などが問題となっています。近年、複雑で柔軟性に欠けるネットワークをシンプルにする技術トレンドとしてソフトウェア定義型のネットワークであるSDNが注目を集めていますが、企業の拠点間WANにSDNのコンセプトを適用し、シンプルにソフトウェアで集中制御を可能にするSD−WANの市場ニーズは国内外で非常に高まっています。
この度、マクニカネットワークスが契約を締結したViptela社は、“Secure Extensible Network”というメッセージを掲げ、米国では既に多拠点を集中管理する革新的なSD−WANプラットフォームベンダーの第一人者として知られています。既に米国ではVerizonやSingtelを始めとする大手ネットワークサービスプロバイダーや、Fortune 500に名を連ねる大手小売業における多拠点規模で実際に採用が進んでおり、ますます注目を集めています。
Viptelaは既存の企業の拠点間WANに関わる4つの大きな課題である、(1)コスト・費用(2)パフォーマンス・品質(3)アジリティ・迅速性(4)セキュリティの問題を同時に解決し、次世代の拠点間WANをお客様に提供することが出来ます。
【WANの4つの課題へのViptelaのユニークなアプローチ】
(1)コスト・費用
・ゼロタッチプロビジョニング機能による構築コストの削減
・MPLS・インターネット・4G/LTEといったハイブリッド回線の活用による回線コストの最適化
・クラウド上の集中管理GUIによるリモート運用による運用コストの削減
・サービスチェイニング機能による拠点側のネットワークアプライアンスの削減・統合
(2)パフォーマンス・品質
・回線のハイブリッド・オーバーレイ化による高帯域化の実現
・DPIを用いたアプリケーションレベルでの通信品質・QoSの担保
・増大するパブリッククラウド・SaaS向け通信のインターネットへのオフロードによる回線逼迫の回避
・IKEを用いないルーティングによる多拠点・大規模メッシュを実現するスケーラビリティ
(3)アジリティ・迅速性
・インターネットに線を繋げば自動的に立ち上がるゼロタッチ展開による拠点開設
・急な構成変更にも対応可能なクラウドからのリモートでのポリシー・コンフィグの設定変更
・ビジネス目線でのネットワーク設計を可能にするシンプルなポリシー設計
(4)セキュリティ
・用途・アプリケーション等に応じた論理的なネットワークの分離・セグメンテーション
・自動的なフルメッシュIPsecトンネルによるセキュアな拠点間通信の実現
・通信状況をアプリケーションレベルでリアルタイムに可視化するGUIによる監視
・内蔵されたTPMチップによる証明書を用いた端末認証による強固な物理セキュリティ
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。