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Profit Cube、金融機関向け収益管理システムで特許を取得

2016-03-11

Profit Cube、金融機関向け収益管理システムで特許を取得
〜金融機関向け収益管理システムの柔軟性と機動性の向上につながる新技術〜


 サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証二部:3744、以下、サイオス)の子会社である、Profit Cube株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:近藤進一、以下、Profit Cube)は、金融機関向けに提供している収益管理システムの柔軟性と機動性の向上につながる新技術に関して特許を取得したことを発表します。

 この度取得した特許は、金融機関の業務において法人・個人顧客の収益性を多様な属性を切り口として分析し、予算策定と実績管理を行う機能に関するものです。従来のシステムは、固定的な勘定科目に縛られるという制約がありました。このため顧客との取引実態を正確に反映させた施策立案と管理を行うにも、顧客属性と金利条件の無限の組み合わせを整理し、状況に応じて施策を機動的に変更することは不可能でした。この度特許を取得した新技術によってこの課題を解決し、経営戦略の多様化と高度化を実現することができるようになりました。

 マイナス金利の導入により、金融機関を取り巻く経営環境は一層厳しさを増していますが、こうした状況下において特に地方を拠点とする地域金融機関は、少子高齢化、人口減少の中で独自の戦略を展開し、地方創生において大きな役割を果たすことが期待されています。金融当局も地域金融機関に対して独自のビジネスモデルを構築するよう求めています。このような要請に応えるためには、セグメント分析に基づいて、実績や将来推計を裏付けとしたきめ細かい経営戦略の立案(Plan)、その実行(Do)・評価(Check)、機動的な改善(Action)を一連の仕組みとして確立することが必要と言えます。

 この度の特許技術を採用した収益管理システムは、Profit Cubeが提唱するALM3.0(R)の中核となる経営管理データベース(DB)v−Core(R)の機能を活用しています。v−Core(R)に蓄積された取引明細単位のデータとその属性情報に基づいて、科目別や部店別だけでなく、地域、業種、年齢など、さまざまな切り口での分析・管理が可能となっています。これにより従来の収益管理システムのように、最初に設定した勘定科目に縛られることなく、柔軟かつ機動的な運用が可能となります。

 本システムは、すでに大手地方銀行、ネット銀行をはじめとする多くの金融機関において採用されており、実際に稼働し成果をあげています。収益基盤の強化と経営管理の高度化を目指す金融機関の経営層の方々からも強い関心が寄せられています。

 Profit Cubeは、30年余にわたり、地方銀行、信用金庫などの地域金融機関向けに、ALM、リスク管理、収益管理などのパッケージソフトウェアを中心に、経営支援ソリューションを提供してきました。金融機関の実務に精通することによって課題を正確に理解し、今後とも独創的な発想と先進的な技術を用いて、金融機関経営に貢献してまいります。


<ALMについて>
 ALM(Asset Liability Management)は、1980年代の米国において金利が急上昇し銀行に大きな損失が発生したことを背景として、銀行の資産・負債両サイドを総合的に管理しなければならない、との発想から生まれました。ALMは、金融自由化後の日本にも導入され、時々の要望を叶える形で、その在り方および分析手法を進化させてきました。今日、金融機関経営はますます複雑化、高度化してきていることから、もはやリスク管理を主体とした考え方に留まらず、収益管理、マーケティングといった金融機関経営全体に対して回答を提供することが求められています。Profit Cubeは、こうした要請に応える新たなソリューションとして、「ALM3.0(R)」を提案します。


<Profit Cubeについて>
 1984年にアメリカの金融自由化の流れに着目して、ハードウェアベンダー出身の人間がマンションの一室で始めた会社です。そして1988年には国内最初のALMシステムを販売しました。以来二十数年、国内の金融情勢も大きく変化し、それに伴って当社も発展することができました。
 2015年10月にサイオスグループの一員となり、新たな飛躍を目指しています。金融機関・一般事業会社に向けた金融ソリューションの提供というビジネスの軸はこれからも変化することはありませんが、グループ内の技術力を結集し、金融システムにおけるイノベーションリーダーとなるべく、日々研究を重ねています。
 詳細情報は、http://www.profit-cube.co.jpをご覧ください。


サイオステクノロジーについて>
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、OS(基本ソフトウェア)、サーバー、Webアプリケーション、クラウドコンピューティング、ビッグデータに関わるソフトウェア製品とサービスの提供を行っています。直近では急速に進展するITインフラ仮想化を支えるため、機械学習機能を搭載したITオペレーション分析ツールを開発し、提供を開始しました。
 これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
 詳細情報は、http://www.sios.comおよびhttp://sios.jpをご覧ください。


 ※Linuxは、Linus Torvaldsの商標です。
 ※その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。


■お問い合わせ先
 Profit Cube株式会社
 管理部 広報
 TEL:03−4330−3030
 FAX:03−4330−3043
 e−mail:info@profit-cube.co.jp



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