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レンゴー、八潮工場木質チップバイオマスボイラ発電設備が完成
八潮工場木質チップバイオマスボイラ発電設備完成のお知らせ
レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、会長兼社長:大坪 清)は、このたび八潮工場(埼玉県八潮市)に木質チップバイオマスボイラ発電設備を新設いたしましたのでお知らせします。
八潮工場はわが国最大の板紙製紙工場として、段ボール原紙をはじめ年間約85万トンの板紙を生産しています。今般完成した新設備は、従来、都市ガスが中心であったボイラ燃料のエネルギー源多様化を図るとともに、CO2排出量の削減を目的に建設されたもので、建築廃材由来の木質チップを主燃料とし、工場で必要となる電力の約2割を賄います。
同工場では、早くより重油からクリーンエネルギーである都市ガスへの燃料転換を進めるとともに、バイオマス資源の有効活用により、徹底したCO2排出量削減に取り組んでまいりました。今般、木質チップバイオマスボイラ発電設備の完成により、さらに年間約65,000トンのCO2排出量が削減される見込みです。
当社は、“Less is more.”をキーワードとして、省資源、省エネルギーを念頭に、より少ない資源で、より大きな価値を生むパッケージづくりを通じて、地球環境負荷低減に積極的に取り組んでまいります。
※参考画像は添付の関連資料を参照
■八潮工場 木質チップバイオマスボイラ発電設備概要
1.工場名:レンゴー株式会社八潮工場(埼玉県八潮市西袋330)
2.設備名:木質チップバイオマスボイラ発電設備(流動層炉)
3.メーカー:株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市)
4.燃料:木質チップ、PKS(Palm kernel Shell:パーム油搾油かす)
5.定格発電出力:9,000kW
6.蒸気量:70t/h
7.CO2削減:約65,000t− CO2/年
以上