イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

パナソニック、約300m先のドローンを飛来音で検知できるシステムを開発

2016-03-09

約300m先のドローンを飛来音で検知(注)
ドローン検知システムの受注を開始

 ※製品画像は添付の関連資料を参照

 システム名:ドローン検知システム
 システム価格:オープン
 受注開始日:3月7日


 パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者:片倉 達夫)は、新開発の32チャンネル集音アレイマイクと、IP対応の全方位カメラとを組み合わせることで、約300m先から飛来するドローン(複数の回転翼を持つ小型無人航空機)を確認することができる「ドローン検知システム」を開発しました。3月7日より本システムの受注を開始します。

 本システムは、当社が長年培った音声処理技術と映像監視技術により実現したものです。現在展開中である16個の無指向性マイクを円形に配置したマイクアレイ構成の全方位マイクをベースに、今回更に感度を上げるためマイクを32個に増強し、合わせてコントロールするソフトの見直しを実施することで約300m先のドローン飛来音を検知することができるようにしました。さらに昼夜に対応した旋回・チルト、ズーム機能を搭載した監視カメラシステムと連携・システムアップすることで、マイクで飛来音を検知した後、ドローン機体をカメラの映像で確認することが可能です。

 当社は本システムにより、安全な社会づくりに貢献していきます。
 なお、本システムは、2016年3月8日(火)から東京ビッグサイトで開催される第24回セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2016」の当社ブース(東3ホール、小間番号:SS3604)にて参考出展いたします。


<主な特長>
 1.約300m先のドローンを飛来音で検知(注)
 2.期間限定のイベントなどにも対応できる可搬型
 3.旋回・チルト、ズーム可能な監視カメラシステムとの連携で映像でも確認

 注:発生音量レベルが距離1mにおいて85dBSPL以上のドローン(小型機相当)で、環境騒音レベル46dBの場合。


【開発の背景】
 昨今、小型無人航空機である「ドローン」により、これまで人が近づけなかった危険地帯の観測や災害現場の状況把握のほか、農業での利用や宅配サービスでの可能性など、さまざまな利活用が実施・検討されています。日本国内においては、業界の健全な発展のため、平成27年9月に航空法の一部が改正され、同年12月10日からドローンやラジコン等の無人航空機の飛行ルールが新たに導入されました。しかし、法整備や運用モラル面での取り組みが進展しても、悪意を持った運用がされる可能性もあることから、特に重要施設や多くの人が集まるイベント会場などでの予期せぬドローン飛来への対応が喫緊の課題となっています。
 このような中、当社は、音響システムや監視カメラ開発で培った技術を応用し、当社独自の集音マイクとIP対応全方位カメラ連携によるドローン検知システムを開発しました。当社は本システムを官公庁および警備会社をはじめ機密保持が必要な企業・団体へ向け提供していきます。


【主な特長】

 ※添付の関連資料を参照


以上


【お問い合わせ先】
 パナソニック システムネットワークス株式会社
 パナソニック システムお客様ご相談センター
 電話:フリーダイヤル 0120−878−410
 (受付:9時〜17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)




この記事に関連するキーワード

フリーダイヤル パナソニック 機密保持 指向性

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版