ＪＸ日鉱日石開発、オーストラリアＷＡ−２９０−Ｐ鉱区での天然ガス発見などを発表

オーストラリア北西大陸棚ＷＡ−２９０−Ｐ鉱区における天然ガスの発見およびパプアニューギニアＰＰＬ２１９鉱区における原油の発見について



　当社（社長：古関　信）は、オーストラリアＷＡ−２９０−Ｐ鉱区およびパプアニューギニアＰＰＬ２１９鉱区で推進中の探鉱活動において、以下のとおり天然ガスおよび原油を発見しましたのでお知らせいたします。今後は、両事業の商業化を目指し、更なる評価作業を実施していく方針です。


１．オーストラリア北西大陸棚ＷＡ−２９０−Ｐ鉱区（天然ガスの発見）
　当社が出資するＮｉｐｐｏｎ　Ｏｉｌ　Ｅｘｐｌｏｒａｔｉｏｎ（Ｄａｍｐｉｅｒ）Ｐｔｙ　Ｌｔｄは、ＷＡ−２９０−Ｐ鉱区における試掘井「Ｚｏｌａ−１」（西オーストラリア・オンズローの北北西約９７Ｋｍ、水深２８５ｍ）において、三畳系Ｍｕｎｇａｒｏｏ層内の３枚の砂岩中に合計約１２５ｍの厚さのガス層を確認いたしました。今後は、本事業の商業化に向けた埋蔵量評価・開発計画について検討してまいります。

２．パプアニューギニアＰＰＬ２１９鉱区（原油の発見）
　当社が出資するＮｉｐｐｏｎ　Ｏｉｌ　Ｅｘｐｌｏｒａｔｉｏｎ（Ｎｉｕｇｉｎｉ）Ｐｔｙ　ＬｔｄおよびＭｅｒｌｉｎ　Ｐｅｔｒｏｌｅｕｍ　Ｃｏｍｐａｎｙは、ＰＰＬ２１９鉱区（パプアニューギニア内陸山岳地帯）における試掘井「Ｍａｎａｎｄａ−５」において、下部白亜系のＴｏｒｏ層内の３枚の砂岩で原油の存在を確認いたしました。その後実施した産出テストにおいても良好な結果を得ており、今後は、本事業の商業化に向けた埋蔵量評価・開発計画について検討してまいります。


　当社は、オーストラリア北西大陸棚海域におけるムティニア・エクセター油田での原油生産ならびにパプアニューギニアでの原油生産およびＬＮＧプロジェクトへの参加等、オセアニア地域において積極的な事業活動を行っております。今後も一貫操業体制の確立とエネルギーの安定供給に向け、同地域において石油・天然ガスの生産・探鉱活動を継続してまいります。



以上



＜別添資料＞（※添付の関連資料を参照）
　１．Ｎｉｐｐｏｎ　Ｏｉｌ　Ｅｘｐｌｏｒａｔｉｏｎ（Ｄａｍｐｉｅｒ）Ｐｔｙ　Ｌｔｄの概要、ＷＡ−２９０−Ｐ鉱区の概要および鉱区位置図
　２．Ｎｉｐｐｏｎ　Ｏｉｌ　Ｅｘｐｌｏｒａｔｉｏｎ（Ｎｉｕｇｉｎｉ）Ｐｔｙ　ＬｔｄおよびＭｅｒｌｉｎ　Ｐｅｔｒｏｌｅｕｍ　Ｃｏｍｐａｎｙの概要、ＰＰＬ２１９鉱区の概要および鉱区位置図