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アウディジャパン、新型「Audi S4/S4 Avant」を発表

2016-03-07

競争の激しいセグメントの頂点に
新型Audi S4/S4 Avant


 ・新開発されたV6ターボエンジン:最高出力260kW(354ps)
 ・燃費効率の改善:スポーツ性を向上させながら燃料消費量を削減
 ・quattroドライブ:ダイナミックで意のままのドライビング体験

 2016年2月24日、インゴルシュタット:0〜100km/h加速4.7秒、100km走行あたりの燃料消費量は7.4l以下。新型Audi S4およびS4 Avantは、卓越した運動性能と優れた燃費効率により、競争の激しいセグメントの頂点に立とうとしています。新開発されたV6ターボエンジンは、260kW(354PS)の最高出力を発生します。さらに、最新鋭のネットワーク/アシスタンスシステムを搭載。アウディは、フルサイズクラスのモデルから多くの先進テクノロジーを、ミッドサイズクラスのこのモデルにも展開しています。


・軽量でパワフル:3.0 TFSI
 新型Audi S4/S4 Avantの心臓部には、新開発されたパワフルな3.0 TFSIエンジンが搭載されます。ターボチャージャーを装着したこの直噴ガソリンエンジンは、260kW(354PS)の最高出力と500Nm(368.8 lb−ft)/1,370〜4,500rpmという強大なトルクを発生します。従来型のAudi S4モデルと比較して、パワー/トルクともに上回りながらも、大幅な軽量化と燃費の向上を実現しています。

 V6ターボ エンジンを搭載した新型Audi S4は、0〜100km/hを4.7秒で加速。最高速度は電子的に250km/hに制限されています。新型Audi S4 Avantの0〜100km/h加速は4.9秒です。一方、燃料消費量は、ヨーロッパのドライビングサイクル(NEDC)で、S4セダンは7.4l/100kmです。これをCO2排出量に換算すると170g/km以下に相当します。S4 Avantの燃料消費量は7.5l/100km以下で、CO2排出量に換算すると175g/kmとなります。


・スポーティかつ安定したハンドリング
 新型Audi S4/S4 Avantの動力伝達は、素早くスムーズなシフトクオリティを提供する8速ティプトロニックを介して行われます。このオートマチックトランスミッションでは、低速ギアのレシオが加速を重視したスポーティな設定になっており、その一方で高速ギアのレシオは、巡航時にエンジン回転数を低く抑えて燃料消費を減らすために高めの設定になっています。また、55〜160km/hで走行中に、ドライバーがアクセルペダルから足を離すと、トランスミッションが自動的にフリーホイーリングモードに切り替わり、無駄な燃料消費を削減します。

 新型Audi S4/S4 Avantのスポーティなハンドリングには、quattroフルタイム4WDシステムが大きく貢献しています。通常の走行状況では、システムはエンジントルクを後輪にやや多めに分配しますが、必要が生じると、前後輪のうち、トラクションに優る側のアクスルに、駆動力の大半が向けられるようになります。

 ハイスピードでのコーナリングでは、トルクベクタリング システムにより、ブレーキによる介入をわずかに行うことによって、ハンドリングとスタビリティを最適化します。オプションのスポーツディファレンシャルを搭載すると、リヤ左右輪間のトルク分配がアクティブに行なわれるようになります。

 前後輪に採用した5リンク式サスペンションにより、きびきびとしたハンドリング性能を得つつ、快適性を大幅に高めることに成功しています。電動パワーステアリングは、走行速度に応じてステアリングギアレシオが変化するダイナミックステアリングもオプションで選択することが可能です。ホイール/タイヤは、18インチの245/40サイズが標準装備され、オプションでAudi Sportの19インチのホイールを選択することも可能です。フロントブレーキには、350mm径のベンチレーテッド/パーフォレーテッド ディスクが標準装備され、Sのレタリングおよびブラック(オプションでレッドも選択可)の塗装を施した6ピストン固定キャリパーを採用しています。

 Sスポーツシャシーを標準とすることで、車高はベースとなった通常のA4モデルに対して23mm低くなっています。オプションの可変ダンパーを装着した場合でも、この車高は同じです。アウディドライブセレクトには、CDC(連続ダンピング コントロール)ダンパーと呼ばれるシステムのほか、エンジン、ステアリング、ティプトロニック、さらにオプションのスポーツディファレシャルといった機構が統合されています。ドライバーは、幾つかのドライビングモードのなかから選択することで、エンジンやシャシーの特性を変化させることができます。


・広くて快適なインテリア
 新型Audi S4/S4 Avantの室内には、乗員5名がくつろいで座ることができます。横長のエアベントが設置された水平基調のインストルメントパネルにより、視覚的にもインテリアの幅広さが強調されています。ラゲッジルームの容量は、S4セダンが480リットル、S4 Avantは、後席のバックレストのポジションに応じて505〜1,510リットルを確保しています。

 オプションのSスポーツシートはヘッドレスト一体型で、サイドサポート調整とエア式のマッサージ機能が備わります。標準設定のシート表皮は、上質なナッパレザーで、ブラック、ローターグレー、マグナレッドのカラーがあり、Sのエンブレムバッジが刻印されているほか、ダイヤモンドのパターンと反対色の飾りステッチを採用しています。インテリアカラーはブラックを基調とし、マット仕上げのアルミニウム インレイにより、スタイリッシュなコントラストが演出されています。インテリアでとりわけ注目に値するのは、12.3インチのスクリーン上に、主要な情報のすべてを詳細なデジタルのグラフィックで表示するアウディ バーチャルコクピットです。新型Audi S4/S4 Avantでは、タコメーターを中心に据えたスポーツモードの基本表示も選ぶことができます。また、新しいMMI操作システムは、インテリジェントなフリーテキスト検索機能を含め、今日のスマートフォンをベースとしたフラットなメニュー構造を採用しています。幾つかの文字を入力しただけで、様々な検索結果が表示されます。さらに、マルチファンクションステアリングホイールもしくは日常的言語によるボイスコントロールでの操作も可能です。


・最新鋭のインフォテイメントシステムとAudi connect
 新型Audi A4と同様に、新型S4/S4 Avantにはアウディが誇る最新世代のインフォテイメントシステムが設定されています。そのなかでも最上級のシステムが、MMIタッチ機能付きのMMIナビゲーション プラスです。このシステムには、8.3インチのカラーモニターのほか、指でズーム、スクロール、文字の書き込みなどができるタッチパッドが備わっています。また、LTEを介してインターネット高速接続を提供するAudi connectのハードウェアコンポーネントも内蔵されています。Audi connectの機能であるWi−Fiホットスポットにより、乗員は手持ちのモバイルデバイスを使って、ウェブサイトの閲覧や電子メールの送受信などを自由に行うことができます。ドライバーは、Audi connectが提供する様々なオンラインサービスにアクセスすることができ、MMIの接続アプリを介して、スマートフォンから様々な機能を操作することも可能です。
 熱心な音楽ファンのためには、新開発の3Dサウンドを提供するバング&オルフセンのハイファイ サウンドシステムを用意しました。Audiスマートフォン インターフェイスは、Apple Car PlayとAndroid Autoの両方に対応しています。iOSもしくはAndroidのスマートフォンを車載のUSBポートに接続することで(iOSの場合はバージョン7.1以降、Androidの場合は同5.0 Lollipop以降のモデル)、ナビゲーション、電話、音楽、および特定のアプリなどのコンテンツがMMIメニューに追加されます。それらの機能は、MMIだけでなく、ボイスコントロールを使ってアクセスできるようになります。


・クラスをリードするドライバーアシスタンス システム
 新型Audi S4/S4 Avantは、豊富に用意されたドライバーアシスタンス システムの面でも、クラスのリーダーといえるクルマです。フルサイズクラスのモデルから多くのシステムが採用され、インテリジェントな複数のシステムが補足し合うことで、将来の自動運転に向けた、新たな一歩が踏み出されています。

 アダプティブクルーズコントロール(ACC)により、先行する車両との距離が指定通りに維持されます。ドライバーはこの先行車両との距離と、自動加減速の反応を、いくつかのレベルのなかから選択することができます。クルマは完全停止まで自動的に減速され、スタート・ストップ機能により、ドライバーが望めば、それに引き続いて自動的に再発進も行ないます。0〜65km/hで一般的な舗装路を走行している場合には、ACCのもうひとつの機能であるトラフィックジャムアシストが働き、ステアリングの操作にもシステムが介入して、渋滞時の運転でドライバーの負担が軽減されます。そのほか、リヤクロストラフィクアシスト、エグジットワーニング、ターンアシスト、障害物回避アシスト、アウディプレセンスといったシステムにより、あらゆる状況下での安全性が向上しています。

・控えめなスポーティネス:エクステリアデザイン
 新型Audi S4/S4 Avantのスポーティな外観においては、バンパー、エアインレット、サイドシルがSモデル専用のデザインで、アドオンパーツの多くはグラデーションのあるマットグレーでペイントされており、アルミニウム インレイがアクセントになっています。ドアミラー ハウジングはアルミ調の仕上げが施され、リヤバンパーにはブラックのハニカムグリルのほか、アルミで縁取ったディフューザー、4つのテールパイプが一体化されています。

 複数の素材を巧みに組み合わせて構成したボディは、軽量であると同時に、高いねじれ剛性と優れた乗員保護性能を実現しています。quattroフルタイム4WDシステムを標準装備した新型Audi S4のベース重量は1,630kgであり、新型Audi S4 Avantも1,675kgと、従来型と比べて75kgも重量が削減されています。


・幅広く充実した装備
 新型Audi S4およびS4 Avantは、ヨーロッパ市場において、2016年の夏に販売が開始されます。充実したその装備には、LEDヘッドライト、ダイナミックターンシグナル付きLEDテールライト、専用デザインの18インチホイール、アルカンターラとレザーを組み合わせたフロントスポーツシート、マルチファンクションプラス付き3スポーク革巻きステアリングホイールなどが含まれます。

 新型S4 Avantではさらに、電動のパワーテールゲートおよびラゲッジコンパートメントカバーも標準で採用されています。さらにオプションで、ラゲッジコンパートメントのセンサーコントロール、ヘッドアップディスプレイ、マトリクスLEDヘッドライトといったハイテク機能が設定されています。マトリクスLEDヘッドライトを搭載した新型S4モデルでは、ハイビームが非常に精密に制御されるため、対向車のドライバーに眩しい思いをさせることはありません。交通標識を読み取り易くするために、ヘッドライトを減光する機能も新しく採用されています。反射の多い交通標識を検知した場合には、その方向のみ、ヘッドライトの明るさが約3分の1だけ減らされます。

 新型Audi S4セダンの価格は59,300ユーロで、S4 Avantのベース価格は61,150ユーロです。


 *製品画像は添付の関連資料を参照


・お客様問い合わせ
 0120‐598‐106
 アウディコミュニケーション センター



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