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アウディジャパン、ジュネーブモーターショーで「Audi RS Q3 performance」を公開
卓越したパワー:Audi RS Q3 performance
・よりパワフルなエンジンとエクスクルーシブな装備を持った新しいトップモデル
・エンジン・オブ・ザ・イヤーに輝き続ける5気筒エンジンを270kW(367PS)に増強
2016年2月4日、インゴルシュタット:アウディは、高性能コンパクトSUVセグメントに、さらに強力なニューモデルを投入しました。そのモデルは最高出力270kW(367PS)、最大トルク465Nm(343.0lb−ft)を発揮するエンジンを搭載したAudi RS Q3 performanceです。驚くべきビッグパワーにより、このQ3シリーズの新しいトップモデルは、0〜100km/hをわずか4.4秒で加速し、最高速度は270km/hに達します。
アウディは新しいRS performanceモデルにより、スポーティなキャラクターをより鮮明にしようとしています。”performance”という名称は、パワーと装備の点で、ラインナップの他のモデルとは一線を画した存在であることを示しています。今回発表するAudi RS Q3 performanceも、その点例外ではありません。このモデルには、いまや伝説となったアウディの直列5気筒エンジンが搭載されています。この2.5 TFSI エンジンは、世界各国の自動車ジャーナリストによって構成される「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」から、2010年以降6年連続で、そのカテゴリーにおいてベストエンジンに選ばれており、その力強いパワーと滑らかでシャープな吹け上がり、さらに官能的なサウンドは、折り紙付きといえるでしょう。
通常のRS Q3のものと比べると、このperformanceモデルの2.5 TFSI エンジンはパワーが大幅にアップしています。アウディの開発エンジニアは、メインラジエーターの冷却能力を拡大し、さらに燃料ポンプの最適化を図ることで、5気筒ターボエンジンの最高出力を20kW(27PS)向上させることに成功しています。465Nm(343.0lb−ft)の最大トルクは、1,625〜5,550rpmの広い回転域で得られます。それによりAudi RS Q3 performanceは、0〜100km/hをわずか4.4秒で加速し、最高速度は270km/hに達します。NEDC(欧州新ドライビングサイクル)複合モードでの燃料消費量は、8.6L/100kmで、CO2排出量は198g/kmです。
標準装備される7速DSGは、徹底してスポーツ性重視の設定になっており、デュアルクラッチトランスミッションのギアチェンジは、自動モードを選択してもきわめて速く、またRS専用デザインのマルチファンクション ステアリングホイールに設置されたシフトパドルを用いて、マニュアル操作を楽しむことも可能です。アウディドライブセレクトをダイナミックモードに設定すると、すべてのギアチェンジに、ダブルクラッチの操作が伴います。
quattro フルタイム 4WDシステムは、電子油圧制御の多板クラッチを介して、エンジンパワーを4輪に配分します。前後のトルク配分は必要に応じて自動的に調整され、エレクトロニック スタビライゼーションコントロール(ESC)と連携することで、アクティブな制御も行なわれます。さらに、サーキットなどでスポーツ走行を楽しむ場合には、ESCのハンドリング制御機能をキャンセルすることもできます。
Audi RS Q3 performanceの締め上げられたRS sport サスペンションは、強力なエンジンパワーを無駄なく路面に伝えます。通常のAudi Q3と比較すると、車高は20mm低くなっており、オプションで可変ダンパーも選ぶことができます。アウディドライブセレクトに設定された「Comfort」、「Auto」、「Dynamic」のモードのいずれかを選ぶことで、その可変ダンパーの特性を調整することができます。
RSデザインが採用されたこのクルマのエクステリアは、アウディのハイパフォーマンスモデルならではの外観を強調しています。専用装備には、スポーティなデザインのフロント/リヤバンパー(フロントには大型エアインテークを設置)、重厚な印象を与えるリヤのデフューザーインサート、そして光沢ブラックハニカムグリルなどが含まれます。
RS Q3 performanceのエクステリアは、専用のマットチタニウム調仕上げを施したアドオンパーツも特徴です。エアインレットダクトのフレームとそのなかのquattroロゴがその一例で、それ以外では、シングルフレームグリル、エアインレットのラテラルフラップ、サイドウインドーのトリムストリップ、ドアミラーハウジング、ルーフレール、ディフューザーのアッパーエッジ、ルーフスポイラーのフィンなどが、マットチタニウム調仕上げになっています。またボディカラーでは、アスカリ ブルーメタリックという新色が、RS performanceモデル専用に設定されました。
エクステリアのもうひとつのハイライトは、RSモデル専用の5ツインスポーク Vデザインの20インチアロイホイールです。このホイールは、RS Q3 performanceモデル限定で、他のアドオンパーツと同様、マットチタニウム調仕上げになっています。RSのロゴが刻印されたブレーキキャリパーは、赤の塗装が標準ですが、無償オプションで黒も選択することができます。
エクステリアデザインのダイナミックなキャラクターは、インテリアにも反映されています。アナログタイプの丸型メーターには、グレーのスクリーンにホワイトの文字とレッドの指針を配しています。オプションのRS performance デザインパッケージを選択すると、ブラックとブルーのカラーの組み合わせのスポーツシートとなります。そのほかの専用アイテムであるRSレザーステアリングホイール、セレクターレバーのブーツ、センターアームレスト、フロアマットなどには、ブルーの飾りステッチが施されており、ブルーの糸が織り込まれたカーボン樹脂製インレイなどとともに、Audi RS Q3 performanceならではのエクスクルーシブな個性を演出しています。
Audi RS Q3 performanceは、2016年3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーで世界初公開されます。ドイツではすでにオーダーを受け付けており、ベース価格は61,000ユーロ、デリバリー開始は2016年の第2四半期を予定しています。
※製品画像は添付の関連資料を参照
本プレスリリースに記載されている装備およびデータは、ドイツで提供されるモデルレンジのものです。
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