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ビッグローブ、小型Android端末「BL−01」の企業向け開発キットを提供開始
BIGLOBEが Android(TM)搭載のIoT端末「BL−01」の開発キットを提供開始
〜福島県会津若松市の路面情報等のオープンデータ実証実験で採用〜
*製品画像は添付の関連資料を参照
ビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員会長兼社長:中川 勝博、以下BIGLOBE)は、GPSや加速度センサーなどを搭載し、データ通信が可能な小型Android(TM)端末「BL−01」の企業向け開発キットを、3月2日より提供開始します。
「BL−01」は、単独でデータ通信が可能なスマートフォンとして使えるほか、各種センサーを活かしたIoTのゲートウェイ端末、腕時計やネックレス型のアクセサリーと組み合わせることでウェアラブル端末としても活用可能です。このたび提供を開始する企業向けの開発キットは、google社の標準SDK(注1)に対応しており、一般的なAndroidのアプリ開発環境があれば、自由に「BL−01」向けのアプリを作ることが可能です(注2)。
本開発キットは、充電やPC接続用クレードル付属で35,000円(税別、モバイル回線別)で提供します。BIGLOBEは、「BL−01」を採用した企業のソリューション開発サポートも行うことで、魅力的なIoTサービスの創出を支援していきます。
「BL−01」開発キットの特長は以下の通りです。
1. 1.6インチタッチパネルの小型Android端末「BL−01」
ウェアラブル端末としても活用可能な1.6インチLCDタッチパネルの小型端末で、重量は約36g。Wi−Fiや省電力のBluetooth4.0やGPS、3軸加速度センサーを搭載しており、様々なニーズに対応したIoT端末として活用可能。
2. 企業ニーズにあわせた柔軟なアプリが開発可能
小型Android端末の場合、専用の開発ツールが必要になる場合が多いが、本開発キットはgoogle社のAndroid4.4.2向けのアプリケーション開発環境があれば、企業ニーズに応じて自由な開発が可能。充電、PC接続用のクレードルとセットで35,000円(税別、モバイル回線別)にて提供。
3. 自治体の道路維持管理や子供の見守りなど様々な用途で活用可能
GPSや加速度センサーを活用した道路の路面状況把握など「BL−01」単体で活用できるほか、ビーコン(注3)との組み合わせによる子供の見守りや医療機器などのモノの管理、また各種センサーからの情報をクラウドにアップロードするためのゲートウェイとしての利用など、より幅広い分野での活用が可能。
本開発キットは、第一弾として福島県会津若松市の「路面情報等のオープンデータ活用実証実験」で採用されました。舗装路面管理ソリューションを提供するバンプレコーダー社とBIGLOBEが協業し、会津若松市の道路パトロール車を含む公用車や民間のバスなど10台に「BL−01」を設置予定。エンジンがかかると自動的に電源が入り、走行中に道路の舗装状況を「BL−01」の加速度センサーで検知します。エンジンを停止すると異常箇所のGPS情報を含めた走行データが自動的にサーバに送信されるため、地図データとの組み合わせによる舗装道路の異常箇所可視化が簡単に実現できます。
BIGLOBEは“心をつなぐインターネット”を通して、お客さま一人ひとりのかなえたい想いを実現してまいります。
(注1)Software Development Kit、ソフトウェアの開発キット。
(注2)本デバイスはGoogle Mobile Service(GoogleMapや、GooglePlayなど)は使えません。GPS、センサーなどはAndroid標準となります。
(注3)位置をはじめとした各種情報を取得するため設備
※Google、Androidおよびその他のマークは、Google Inc.の商標です。
※記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
<別紙>
*添付の関連資料を参照
○本件に関するお客さまからの問い合わせ先
ビッグローブ株式会社 第二営業本部 BL−01担当
E−Mail:wearable@ml.biglobe.co.jp