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ドワンゴ、日本発の囲碁AIの開発へ向けて「DeepZenGoプロジェクト」を発足

2016-03-05

最強コンピュータ囲碁ソフト誕生に向けて
『DeepZenGoプロジェクト』始動
世界に対抗できる日本発の囲碁AIの開発へ


 株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)は、公益財団法人日本棋院(東京都千代田区、理事長:和田紀夫)の協力のもと、日本最強のコンピュータ囲碁ソフト『Zen』の開発者である尾島陽児氏・加藤英樹氏を中心としたプロジェクト『DeepZenGo(ディープゼンゴ)プロジェクト』を発足し、世界トップレベルの囲碁ソフトを開発していくことを決定しました。


■開発者、人工知能研究者、企業らがタッグを組み、日本発の開発チーム結成
 本プロジェクトでは、新生囲碁ソフトのベースとなる『Zen』の開発者に加え、最強将棋ソフト『PONANZA』の開発者である山本一成氏と、人工知能の研究者で東京大学准教授の松尾豊氏を迎え、開発体制を強化します。ドワンゴは、ハードウェアや開発スペースなどの開発環境を全面的に提供するほか、同社の人工知能研究所(所長:山川宏)が開発を支援します。なお、新たな囲碁ソフトの完成時期は、半年〜1年後を予定しています。
 ドワンゴは、本プロジェクトを通じて、人工知能技術の向上、そして囲碁そのものへの関心が高まり、囲碁界の発展に貢献できればと考えています。


●『DeepZenGoプロジェクト』メンバー
<開発>
 尾島陽児氏、加藤英樹氏(囲碁ソフト『ZEN』開発者)
 松尾豊豊氏(東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授)
 ※同大学の学生も開発支援
 山本一成氏(将棋ソフト『PONANZA』開発者)


<開発環境の提供・開発支援>
 株式会社ドワンゴ


<協力>
 公益財団法人日本棋院

 *ロゴは添付の関連資料を参照


 ※今後、本プロジェクトに賛同いただき、参加を希望される開発者や企業については、随時検討し拡充していく方針です。


日本棋院理事長 和田紀夫氏からのコメント】
 今回のプロジェクトの目的が単にAlphaGoの囲碁AI開発に対抗するためだけでなく、AI(人工知能)能力向上と同時に囲碁の持つ効用を高め、成長させる場としてのプロジェクトということで日本棋院としても賛同したい。
 さらにAIの発達と人間の能力向上が豊かな経済社会、人間生活の豊かさを実現することに貢献することを期待しています。また、この機会に囲碁の存在が高まり、囲碁の継承発展により人工知能と人間の知能の両方が成長し、コラボレーションできることを期待しています。



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