Article Detail
NVIDIA、新世代のマシンを作ることができる組み込みコンピュータ「NVIDIA Jetson TX1」を日本国内で提供開始
NVIDIA、小型のスーパーコンピュータ、新世代の自律型ロボット
およびドローンに人工知能をもたらす
Jetson TX1なら低消費電力でディープ・ニューラル・ネットワークを実行し、
コンピュータビジョンや機械学習、ナビゲーションが実現可能に
2016年3月1日−NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼 CEO: ジェンスン・フアン(Jen−Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、機械学習の力で、自ら学び、自律稼働できるスマートな新世代のマシンを作ることができるNVIDIA(R) Jetson(TM) TX1を日本国内でも提供開始することを発表しました。
NVIDIA Jetson TX1は、スマートな機器を次々に生みだすための製品です。たとえば、ドローンではリモコンで飛ぶだけでなく、自ら経路を考えて飛行し、探索や救助が行うことが可能になります。また周りの人々を写すだけでなく、不審者を見つけだすことができる小型セキュリティ・システムにもなります。命じられたタスクをこなすだけでなく、個人の習慣に合わせて作業内容を調整できるロボットの実現が可能になります。これらは、機械学習、コンピュータビジョン、ナビゲーションなどの機能を組み込むことで作りあげられるのです。
Jetson TX1は、オブジェクトの認識や情報の解釈を学習できるコンピュータ・ソフトウェア、そしてディープ・ニューラル・ネットワークに対応した世界初の組み込みコンピュータです。このコンピュータ・プログラミングの新しいアプローチは機械学習と呼ばれ、画像を認識したり、会話を解釈したり、家具が点在する部屋をどう通ればいいのか解釈するといった複雑なタスクを行うことができます。機械学習というのは、自律機器の能力を飛躍的に高められる画期的なテクノロジなのです。
Jetsonは、15年前なら世界最速のスーパーコンピュータに匹敵する1テラフロップスもの処理能力を持ち、ごくわずかな消費電力で、機械学習、コンピュータビジョン、GPUコンピューティング、グラフィックスなどに極めて優れたパフォーマンスを発揮します。
NVIDIAの副社長兼 Tegra 事業ジェネラルマネジャー、ディープゥ・タッラ(Deepu Talla)は、次のように述べています。「Jetson TX1の登場で、今後は、高機能な自律機器が次々に生まれてくるものと思われます。周囲の状況を判断して進むコースを決めたり、物体や顔を認識したり、機械学習によって増々インテリジェントになる機器です。業界を根底から変える画期的な製品が開発されていくことでしょう。」
Jetson TX1はモジュールだけでなく、開発キットという形でも販売され、ホビーストもプロフェッショナルも、きわめて高度な自律機器を開発・検証することが可能です。その結果、開発から生産への移行もスムーズになります。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
(C)2016 NVIDIA Corporation. All rights reserved. NVIDIA、NVIDIAロゴ、Jetson TX1、CUDA は、米国および/またはその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標あるいは登録商標です。
◆NVIDIA Jetson TX1に関するお問い合わせ:
個人のお客様:
有限会社オリオスペックhttp://www.oliospec.com/