日立システムズ、ロボットの導入・運用を一貫して支援する「ロボティクスサポートサービス」を販売

ロボットの導入・運用を一貫して支援する「ロボティクスサポートサービス」を販売開始
サービスロボットや、作業補助ロボット、ドローンなどの活用を支援


　株式会社日立システムズ（代表取締役　取締役社長：高橋　直也（◇）、本社：東京都品川区／以下、日立システムズ）は、店舗やオフィスの受付、イベント会場などに設置して接客や案内を行うサービスロボット、介護などの重労働を支援する作業補助ロボット、点検業務などに活用できるドローンの導入コンサルティングから、アプリケーション開発、設置、運用・保守までをワンストップでサポートする「ロボティクスサポートサービス」を本日から販売開始します。

　◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照

　※参考画像は添付の関連資料を参照


　近年、センサーや人工知能、自然言語処理技術などの発達に伴い、双方向での対話が可能な人型のサービスロボットや、作業補助ロボット、ドローンなど、さまざまな用途に向けたロボットが開発されてきており、これらをビジネスに役立てたいというニーズが高まっています。
　その一方で、ロボットをどのようにビジネスに活用すれば事業拡大や顧客サービスにつなげられるのか分からない、自社がやろうとしていることを実現するために、どのロボットを使うのが適切なのか分からない、という声も多く聞かれます。また、費用対効果の面でロボット導入を見合わせるケースもあります。

　こうした背景を踏まえ、日立システムズは、ロボットの導入コンサルティングから、アプリケーション開発、既存システムとの連携、設置、さらには操作方法に関する問い合わせ対応、故障時の予備機配送・交換などの運用・保守業務までを一貫してサポートする「ロボティクスサポートサービス」を販売開始します。
　本サービスでは、多言語対応のコンタクトセンターや、全国約３００か所のサービス拠点などのサービスインフラと、さまざまな業種・規模のお客さま向けに多様なITサービスを提供してきた実績・ノウハウを活用し、ロボットを活用した新商品・サービスの開発、接客サービスの向上、業務効率化などを一貫して支援します。

　たとえば、ソフトバンク株式会社の感情機能を搭載した人型のロボット「Pepper（ペッパー）」の法人向けモデルとなる「Pepper　for　Biz」を活用した場合、お客さま一人ひとり個人を認識して接客を行うようなアプリケーションを組み込むとともに、店舗スタッフへの操作説明・問い合わせ対応や、アプリケーションの定期的な改修、さらには万一の故障発生時には店舗に予備機を配送して交換するなど、導入から運用・保守までを一貫して支援することが可能です。
　今後日立システムズは、対象とするロボットのラインアップや関連ソリューションを随時拡充するとともに、「ロボティクスサポートサービス」を主に金融業や小売業、サービス業向けに拡販し、２０１８年度末までに累計５０億円以上の売上をめざします。


■ソリューションのイメージ図

　※添付の関連資料を参照


■対象となるロボットと活用方法の例

　※添付の関連資料を参照


■参考価格（税抜、NAOを想定）
　・ヘルプデスク：１５，０００円／月（５０インシデント）から
　・キッティング、設置作業：２０，０００円／台から
　・アプリケーション開発：個別見積


■ロボティクスサポートサービス専用ページ
　http://www.hitachi-systems.com/ind/robotics/index.html


■「Pepper　for　Biz　ビジネスセミナー」について
　日立システムズは、２０１６年３月１６日（水）に日立システムズ　ソリューションスクエア東京（東京都品川区大崎１−２−１）において、ソフトバンクロボティクス株式会社と共同で「Pepper　for　Biz　ビジネスセミナー」を開催し、今回発表した「ロボティクスサポートサービス」も紹介します。
　http://www.hitachi-systems.com/seminar/2016/03/0316c.html


■「Pepper　for　Biz」について
　「Pepper　for　Biz」は、ソフトバンク株式会社の感情機能を搭載した人型のロボット「Pepper」の法人向けモデルです。Pepper本体、ビジネスに最適化された各種機能・アプリ、プレミアムサポート＆メンテナンスをセットで提供します。
　詳細は　http://www.softbank.jp/robot/special/biz/　をご参照ください。


■NAOについて
　仏国のアルデバラン社が開発し、販売しているNAOは、機械とソフトウェアが独自に組み合わされたロボットで、さまざまなセンサー、モーター、専用のオペレーティングシステムによって制御され、人と自然なやり取りをするための７つの感覚機能を備えています。
　詳細は　https://www.aldebaran.com/ja　をご参照ください。


■マッスルスーツについて
　東京理科大学発ベンチャー企業である株式会社イノフィスが開発・販売しているマッスルスーツは、腕や腰の関節の動きを人工筋肉で補助する着用型の装置です。腰痛による離職者の増加などが課題になっている介護医療や物流の現場での活躍が期待される作業補助ロボット／作業補助スーツです。
　詳細は　http://innophys.jp/　をご参照ください。


■マルチコプター型のドローン　Zion（ザイオン）について
　株式会社エンルートのZionマルチコプターシリーズは、ホビーユースから、高信頼性の産業用まで幅広いラインアップをそろえています。自社開発製品ならではのサポート力も評価されています。
　詳細は　http://www.enroute.co.jp/　をご参照ください。


以上


　＊Pepper、NAOの名称とロゴは、フランスおよびその他の国におけるALDEBARAN　Robotics　SASの登録商標または商標です。
　＊SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
　＊マッスルスーツは、日本およびその他の国における株式会社イノフィスの登録商標または商標です。
　＊記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。


■お客さまからのお問い合わせ先
　商品お問い合わせ窓口：TEL　０１２０−３４６−４０１（受付時間：９時〜１７時／土・日・祝日は除く）
　お問い合わせWebフォーム：https://www.hitachi-systems.com/d-inquiry/contact.cgi