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富士通FIP、ID−POSデータを分析するクラウド型の新サービスを提供開始
ID−POS分析サービス「ValueFront Analytics」の提供を開始
〜ビッグデータ時代の小売業向け分析サービス、顧客起点のマーケティングを支援〜
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:米倉 誠人、以下:富士通エフ・アイ・ピー)は、顧客情報と商品購買情報を掛け合わせたID−POSデータを分析するクラウド型の新サービス「FUJITSU リテイルソリューション ValueFront Analytics(バリューフロント アナリティクス)」(以下:ValueFront Analytics)を、小売業に向けて、本日より提供を開始します。
本サービスは、顧客動向分析やリピート分析など、小売業でのID−POS 分析に有効な26種類の分析テンプレートを用意したクラウド型サービスです。分析結果は、グラフなどを用いて分かりやすい画面で表示できるほか、きめ細かいレポートとして出力する事が可能です。これによりお客さまは、データを有効に利活用して、顧客の期待に沿った品揃えやプロモーション施策などに繋げる事が可能になります。
本サービスは、まず小売業向けのサービスとして提供を開始し、今後、他の業種向けの分析メニューも拡充していく予定です。
なお、「ValueFront Analytics」は、2016年3月8日(火曜日)から3月11日(金曜日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「リテールテックJapan」に出展し、実際のクラウド環境で操作デモを行います。
近年小売業では、人口減少や世帯構造の変化、リアル店舗からECサイトへのシフト、消費者の生活スタイル・嗜好の多様化などの環境変化により、業界内の競争が激しくなっています。そのため小売業では、自社顧客のことを深く知り、自社顧客のニーズに応え、繰り返し自社を利用してくれるファンを増やすために、顧客起点のマーケティングが求められています。
顧客起点のマーケティングをする上で注目を集めているのがID−POSデータです。ID−POSデータを分析して顧客の購買行動を把握し、期待に沿った商品の品揃えや嗜好に合わせたキャンペーン情報の提供など、自社顧客の期待に応える施策を講じる事で、顧客との強固なリレーションを構築する事が可能になります。しかし、従来の自社導入型の分析システムは、どのような項目を分析すれば良いか分からない、価格が高額である、システムの運用に手間がかかる、などの問題を抱えていました。
富士通エフ・アイ・ピーの「ValueFront Analytics」は、当社の小売業における業種ノウハウをもとに、小売業のマーケティング活動に有効な26種類の分析テンプレートを用意したID−POS分析サービスです。このため、初めてID−POS分析を行うお客様でもすぐに分析を開始する事ができます。さらに、BI(注1)ツールとして定評のあるMicroStrategyを使用していますので、ビジュアルに優れた画面表示ときめ細かなレポートが出力できます。
また「ValueFront Analytics」は富士通グループの信頼性の高いデータセンターで運用されているクラウド型のサービスです。このため、利用実績に沿った価格でサービス利用をできる上、データ容量の増加に伴うシステム増強作業や、日々のシステム運用による手間から解放されます。さらに、ビッグデータ基盤として注目されている米Pivotal社製のHadoop製品を採用した大容量DWHにより、テラバイト級データも高速に集計・分析できます。また、富士通エフ・アイ・ピーのポイントサービス「ValueFrontポイントサービス」(注2)のもつ顧客情報やポイント履歴と自動で連携が可能です。
※参考画像は添付の関連資料を参照
富士通エフ・アイ・ピーは、「ValueFront Analytics」の提供を通じ、小売業の顧客起点マーケティングを支援してまいります。
※主な特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照
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