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三菱電機、話した言葉を指でなぞった軌跡に表示する「しゃべり描きUI」を開発

2016-02-13

聴覚障がい者や外国人と円滑で多様なコミュニケーションを実現
世界初 話した言葉を指でなぞった軌跡に表示する「しゃべり描きUI」を開発


 三菱電機株式会社は、世界で初めて(※)、タブレットやスマートフォン向けに、話した言葉を指でなぞった軌跡に表示できる音声認識表示技術「しゃべり描きUI(ユーザーインターフェース)」を開発しました。「しゃべり描きUI」に、お絵描きや多言語翻訳など様々な機能を組み合わせたアプリケーション「しゃべり描きアプリ」は、手話や外国語ができなくても、聴覚障がい者や外国人との円滑で多様なコミュニケーションを実現します。
 ※2016年2月9日現在(当社調べ)

 *参考資料は添付の関連資料を参照


[開発の特長]
1. 世界初、話した言葉を指でなぞった軌跡に文字表示する「しゃべり描きUI」
 ・画面の好きな場所を指で長押しして話しながらなぞると、話した言葉がなぞった軌跡に文字で自由な形状で表示される
 ・指先から文字が湧き出る直感的で楽しい操作
 ・文字を書く手間がなく、筆談より手軽に会話
 ・様々な機能と組み合わせて色々な使い方ができる

2. 多彩な機能で円滑で多様なコミュニケーションを実現する「しゃべり描きアプリ」
 ・「しゃべり描きUI」にお絵描き機能を組み合わせることにより、話した文字を、手描きのイラストなどと一緒に表示し、わかりやすく豊かに表現
 ・「しゃべり描きUI」に多言語翻訳機能を組み合わせることにより、表示した文字をその形状のまま翻訳でき、外国人にもわかりやすく意思表示可能


[開発の概要]

 *添付の関連資料を参照


[今後の展開]

 2016度中に大学などへ実証実験の協力を呼びかけ、早期の事業化を目指します。


[開発の背景]
 手話ができない健聴者と聴覚障がい者との会話には、大きなコミュニケーションの壁が存在します。また、近年、訪日外国人観光客が急増しており、日本政府は2020年の国際大会開催に向けて多言語対応を強化する施策を打ち出すなど、「コミュニケーションの壁」は社会的な問題となっています。
 「しゃべり描きUI」は、様々な専門領域の当社デザイナー8名が集まり、「耳が聞こえない」「言語が異なる」などのコミュニケーションの壁をインターフェースデザインの力で乗り越えることを目標にした自主研究プロジェクトの開発成果です。
 当社は今回、世界で初めて、話した言葉を指でなぞった軌跡に文字表示できる「しゃべり描きUI」を開発しました。「しゃべり描きUI」に、お絵描きや多言語翻訳機能などを組み合わせたアプリケーションは、直感的で親しみやすい操作性を実現し、これまでコミュニケーションをとることが難しかった聴覚障がい者や外国人との間で気軽に楽しみながら直接会話することが可能となり、世界中の人々の気持ちが繋がる社会の実現に貢献します。


 *リリース詳細は添付の関連資料を参照


●開発担当研究所/お客様からのお問い合わせ先
 三菱電機株式会社 デザイン研究所
 〒247−8501 神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号
 FAX 0467−41−2142
 http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/inquiry/index_id.html


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