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日産自など、横浜工場からJ−オイルミルズに蒸気供給を開始

2016-02-10

日産自動車横浜工場からJ−オイルミルズ横浜工場への
蒸気供給の開始について
〜分散型エネルギーシステムの面的利用により、効率的なエネルギー融通を実現〜


 日産自動車株式会社(社長:カルロス ゴーン、以下「日産自動車」)と株式会社J−オイルミルズ(社長:八馬 史尚、以下「J−オイルミルズ」)と、東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)の100%出資子会社である東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:野畑邦夫、以下「TGES」)は、日産自動車横浜工場に設置するコージェネレーションシステム(以下「コージェネ」)の廃熱を回収してつくった蒸気を、J−オイルミルズ横浜工場に供給する蒸気・給水配管の建設を完了し、2月1日より蒸気と電気の供給を開始すると伴に、本日、竣工式を行いました。

 本取組みは、横浜市地球温暖化対策実行計画及び成長分野育成ビジョンにおける「京浜臨海部の企業の連携によるエネルギー融通」を実現するものであり、日産自動車横浜工場に設置したコージェネの蒸気を、熱需要の大きいJ−オイルミルズへ供給し、コージェネの効率を最大化すると伴に、分散型エネルギーシステムを面的利用することで、約3%の省エネルギー原油換算 1,400kL/年)(※1)と約6%のCO2排出量の削減(5,700t−CO2/年)(※1)を図るものです。
 業種が異なり、かつ敷地も異なる企業の工場間(※2)において、蒸気を融通することでコージェネの効率を向上し、省エネとCO2削減を実現する取組みは、東京ガス管内では初めてになります。

 日産自動車、J−オイルミルズ、東京ガス、TGESの各社と、横浜市は、今後も、それぞれエネルギーの面的利用やコージェネレーションの活用などによる、さらなる省エネ、CO2削減を図ってまいります。

 ※1:2014年度予想値に対しての削減率。各種係数については環境省HP(2015年3月現在)記載数値使用。
 ※2:これまでコンビナートなど同業種の企業間でコージェネから出る蒸気を融通する事例はありましたが、業種が異なり、かつ敷地も異なる企業の工場間において、蒸気を融通する事例は初めてになります。


【熱の面的利用エネルギーフロー図】

 *添付の関連資料を参照



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