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ミロク情報サービス、融資仲介フィンテックベンチャーの英社と資本・業務提携
Skwile Ltd.(英国)と資本業務提携の締結に合意
−中小企業の資金調達を支援、フィンテック分野のサービス構築へ−
財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売する株式会社ミロク情報サービス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:是枝周樹 以下、MJS)は、英国における中小企業向け融資仲介のフィンテックベンチャーであるSkwile Ltd.(本社:英国 ロンドン、代表取締役:福原 亮 以下、スクワイル社)と、同社が発行予定の優先株式引受け(約£25万)に関する投資契約および業務提携契約を本年2月中に締結することに合意しました。
英国では、中小企業の資金調達機会を改善するために、政府と金融機関が共同で中小企業向けの融資や投資を増やすための制度や仕組み作りを行っています。
このような環境の下、スクワイル社は、資金管理やリスク管理をはじめとする金融分野のノウハウとITを融合し、独自の指標やリスクモデルによる金融プラットフォーム『FundlinQ(ファンドリンク)』、『Skwile−CaFE(スクワイルカフェ:Cash Flow Engine)』の開発・提供を予定しています。
『FundlinQ』は、中小企業および金融機関(英国では主にオルタナティブ・ファイナンス市場)に対して、双方の資金調達・融資機会を拡大することを目的に、資金管理・与信管理情報をベースに融資仲介サービスをクラウド環境で提供する金融プラットフォームです。『Skwile−CaFE』は、中小企業向けの資金管理業務の分析支援サービスとして、先行して今月にベータ版のリリースを予定しています。
スクワイル社は、今後、AI(人工知能)の実装等を含め、集積されるデータを基にした様々な分析機能を組み込む計画であり、英国市場における中小企業向け金融のあり方を大きく変えることで、英国経済の繁栄に寄与できるプラットフォームの構築を目指しています。
MJSは1977年の設立以来、会計事務所および中堅・中小企業に対して、財務・会計、税務を中心とする多彩な業務システムを開発・提供しています。
本資本業務提携を契機に、MJSはスクワイル社の日本市場における独占的かつ戦略的ビジネスパートナーとして、MJSが今後展開する新たなクラウドサービスを通じた次世代サービスの共同研究・開発を推進します。
MJSはフィンテック分野に参入し、MJSグループが有する製品・サービスとの相乗効果により新しい価値を創出し、一層の事業拡大を目指します。
【Skwile Ltd.の概要】
社名:Skwile Ltd.
所在地:英国 ロンドン
代表者:代表取締役 福原 亮
事業内容:金融プラットフォーム「FundlinQ」「Skwile−CaFE」の開発と運営
資本金:£582,000(本出資前)
設立:2014年1月
URL:https://skwile.com/index.html
■株式会社ミロク情報サービス(MJS)について(http://www.mjs.co.jp/)
全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供しています。現在、約8,400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供しています。
また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、企業の経営改善、業務改善を支援しています。現在、約17,000社の中堅・中小企業ユーザーを有しています。