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三菱地所など、IoTを活用した無人内覧システムを賃貸マンション「ザ・パークハビオ」に導入
IoTを活用した無人内覧システム「スマート内覧」
三菱地所レジデンスの賃貸マンション「ザ・パークハビオ」に導入
IoTデバイス「NinjaLock」製造・販売の株式会社ライナフへ出資
三菱地所株式会社は、IoT(※1)デバイスの「NinjaLock」を製造・販売する株式会社ライナフが2016年1月20日付で実施した第三者割当増資を引き受けました。今後両社は、三菱地所レジデンス株式会社が開発する高品質賃貸マンション「ザ・パークハビオ」への「NinjaLock」を活用した「スマート内覧」の導入をはじめ、不動産関連の様々な領域で「NinjaLock」等を活用したお客様の利便性向上に取り組んでいきます。
※1 IoT・・・「Internet of Things」の略。様々な機器が通信機能を持ちインターネットにつながり、制御可能となる仕組み。
■IoTデバイス「NinjaLock」とは
ライナフの「NinjaLock」は、玄関扉のサムターンに取り付けることにより、スマートフォン等で鍵の開閉が可能となるIoTデバイスです。
「NinjaLock」の特色
・玄関扉のサムターンに被せて粘着テープで貼り付けるだけで設置可能
・鍵の開閉権限を、特定の相手に特定の時間帯のみ付与可能
・鍵の開閉履歴確認や遠隔操作が可能
*イメージ画像は添付の関連資料を参照
■「スマート内覧」とは
三菱地所グループとライナフは、今後、不動産関連の様々な事業領域で「NinjaLock」等のIoT技術の活用を検討していきます。第一弾の取組みとして、「ザ・パークハビオ 上野レジデンス」(総戸数125戸)で「NinjaLock」を活用した無人内覧システム「スマート内覧」を2月中旬より試験導入します。
<「NinjaLock」を活用した「スマート内覧」の流れ>
*参考画像は添付の関連資料を参照
「スマート内覧」は、「NinjaLock」が持つ、特定の相手に特定の時間帯のみ利用可能な鍵の開閉権限を付与する機能を活用し、内覧をご希望されるお客様がインターネット上の専用サイトから鍵の開閉権限を取得いただくことにより、賃貸管理会社である三菱地所ハウスネット株式会社の営業担当者が立ち会うことなく、自由な時間(※2)にお一人で内覧が可能となるサービスです。また、不動産仲介会社の担当者も、お客様をご案内する前に賃貸管理会社の店舗に出向いて鍵を借りる手間が不要となります。この「スマート内覧」は、「ザ・パークハビオ 上野レジデンス」における試験運用を経て、三菱地所グループが賃貸管理する「ザ・パークハビオ」ブランド物件をはじめ、他物件に拡大する予定です。
※2 内覧可能時間は10:00〜20:45を予定
また、「ザ・パークハビオ 上野レジデンス」の物件ホームページでは、お客様が現地での内覧を疑似体験できる360°パノラマ写真も導入しています。
三菱地所グループでは、今後、賃貸管理物件への入居申込をインターネット上で完結できる環境整備の検討等、IoT技術を活用した更なる利便性向上に努めていきます。
<「Ninjalock」写真>
※添付の関連資料を参照
<株式会社ライナフ概要>
設立:2014年11月
資本金:1億6,300万円(資本準備金含む)
住所:〒105−0003 東京都港区西新橋2丁目33番4号 プレイアデ虎ノ門 502号室
※2016年2月29日より、東京都千代田区神田須田町2丁目1番1号
(ザ・パークレックス 神田須田町ビル)へ移転予定
事業内容:不動産管理向けシステムおよびアプリの開発、不動産活用サイトの運営
不動産管理向けハードウェアの製造・販売
<「ザ・パークハビオ」ブランドについて>
「ザ・パークハビオ」は「都市をポジティブに生きる大人の賃貸マンション」をコンセプトに、利便性の高い都心の好立地に開発する高品質賃貸マンションブランドです。ハイグレードな商品スペック、スタイリッシュな外観のみならず、建物管理・運営も含めた三菱地所グループの総合力・信用力が高く評価され、高稼働を維持しています。また、物件の売却により、高稼働率や管理・運営の安定性において高い評価を得る良質な物件を不動産投資市場に供給。売却後も三菱地所グループの管理と「ザ・パークハビオ」ブランドを継続するケースが9割を超え、居住者・投資家双方に「ザ・パークハビオ」のブランド価値をご評価いただいています。
2018年度までに、累計71棟約6,200戸を供給する予定です。
*物件概要などリリース詳細は添付の関連資料を参照