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トプコンテクノハウス、高感度・ワイドダイナミックレンジの照度計「IM−600/IM−600M」を発売
高感度・ワイドダイナミックレンジの照度計を発売
各種LED照明をはじめ、クルマのヘッドライトや検査装置用光源など
高い発光エネルギーを有する測定にも幅広く対応する照度計
株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:横倉 隆)の子会社である株式会社トプコンテクノハウス(本社:東京都板橋区、取締役社長:小林雅紀)は、超低照度から超高照度まで幅広い測定範囲を有する照度計IM−600/IM−600Mを開発し、4月より販売を開始します。
照度計は、LEDをはじめとする各種照明ランプやクルマのヘッドライト、最近注目されている蓄光標識など幅広い発光体の測定に使用される計測器です。近年測定対象とするこれらのランプ類の発光エネルギー量が高くなり、より幅広い測定が行える機器の要望が高まっていました。
照度計IM−600、IM−600Mは、0.005〜999,000 lx(当社従来機は0.01〜199,900 lx)の高感度、ワイドダイナミックレンジに対応する照度計です。お客様の測定ニーズによって、受光径が23mmφの600と14mmφの600Mの2タイプをご用意しました。また、新たにキーボードを搭載したことにより光度(cd)や積算照度、偏差測定などが容易に行え、0補正やコンピュータへのデータ転送等も簡単に行える高い機能性、操作性も備えています。
当社は、今後もきめ細かい検査ニーズに応える多彩な光計測機器の提供を通じて、お客様の業務品質や検査効率の向上に貢献していきます。
【特長】
・ワイドダイナミックレンジにより、超低照度から超高照度まで対応します。( 0.005〜999,000 lx )
・当社従来機では手間であった0補正が、受光部にキャップを被せることなくできます。
・コンピュータに接続し、簡単にデータを取得できるミニUSBポートを搭載しています。
・搭載したキーボードにより光度(cd)、積算照度、偏差測定(△モード)、パーセント測定が行えます。
・計量法形式承認品:JIS C1609−1 一般型AA級照度計に準拠しています。
IM−600(承認番号第EE111号)
IM−600M(承認番号第EE112号)
【主な測定用途】
・LEDなどを用いた道路照明、屋内照明、店舗照明、検査装置用光源など各種照明の照度評価
・車載用ヘッドライトLEDや各種ランプの評価
・蓄光標識や半導体製造用光源評価、光量測定
・光電気化学反応、光バイオ反応の照度測定
・食品加工、美容、学術研究などにおける照度測定
※ 商品画像・仕様などは、関連資料参照