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帝人ファーマ、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア テープ」を発売
骨・関節領域におけるラインナップ拡大
経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア(R)テープ」を発売
帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:宇野 洋)は、「変形性関節症における鎮痛・消炎」を効能効果とする新規経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」(一般名:エスフルルビプロフェン、ハッカ油)を1月21日に発売します。大正富山医薬品株式会社(本社:東京都豊島区 社長:藤田 憲一)との共同販売となります。
当社は、本剤の発売および適正使用の推進を通じ、関節疾患でお悩みの患者さんのQOL向上により一層貢献していきます。
※製品画像は添付の関連資料を参照
1.背景・経緯
(1)国内における変形性関節症の患者数は、変形性膝関節症が2,400万人、変形性腰椎症が3,500万人と推定されており、そのうち3割の患者さんが疼痛症状を訴えているとされています。疼痛は患者さんのQOLを低下させる大きな要因であり、強力な消炎鎮痛作用を有する治療薬の開発が期待されています。
(2)帝人グループは、「骨・関節」をヘルスケア事業の重点領域の1つとしており、関節疾患関連製品のラインナップを拡充するため、2015年3月に大正製薬株式会社と本剤の日本における販売契約を締結しました。
2.「ロコア(R)テープ」について
(1)本剤は、大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区 社長:上原 茂)(以下、大正製薬)と株式会社トクホン(本社:東京都豊島区、社長:福留 潤一)が共同開発したもので、大正製薬が2015年9月に製造販売承認を取得しています。
(2)強い抗炎症作用を有するエスフルルビプロフェンを主要な有効成分としており、かつ、基剤に経皮吸収性を高める工夫を加え、有効成分が炎症部位に届きやすくしていることから、強力な鎮痛消炎作用を示し、変形性関節症治療における新しい選択肢となることが期待されます。
<製品概要>
・一般名:エスフルルビプロフェン、ハッカ油
・効能・効果:変形性関節症における鎮痛・消炎
・用法・用量:1日1回、患部に貼付。同時に2枚を超えて貼付しないこと。
・薬価:45.90円(10cm×14cm、1枚)
*「ロコア」は大正製薬の登録商標です。