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富士通、現場のデジタル化を加速させる「ユビキタスウェア」製品10種を提供開始
お客様現場のデジタル化を加速、「ユビキタスウェア」の新製品10種を提供開始
事前検証ができる「ユビキタスウェア パイロットパック」により、10業種14社の実証実験をサポート
当社は、お客様現場のデジタル化を加速させる「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア、以下、ユビキタスウェア)」の新製品10種を、2016年1月20日より順次、提供開始します。
「ユビキタスウェア」は、人を中心とした様々なデータを高度なセンシング技術で収集、解析・分析を行い、お客様が求める価値の高いデータとして提供できるため、すぐに現場で活用することが可能です。人・物の行動や状態を高精度に検出する「ユビキタスウェア センサーアルゴリズム(以下、センサーアルゴリズム)」は、社内外での実証を繰り返し、高い検出精度を実現しています。また、各種センサーを搭載した「ユビキタスウェア コアモジュール(以下、コアモジュール)」は、お客様の製品・サービスに組み込むことが可能です。そのほか、「ロケーションバッジ・タグ」や、「バイタルセンシングバンド」など、お客様の様々な利用シーンにあわせて、組み込み用途から、製品、それらの運用、サポートまで一括したサービスを提供します。また、IoT導入に向けて事前に検証ができるデバイスやアプリケーションなどをセットにした「ユビキタスウェア パイロットパック(以下、パイロットパック)」も提供し、お客様の実証実験をトータルに支援します。
今後、当社は、本「パイロットパック」を活用して、幅広い業種のお客様やパートナーと検証を進め、共創モデルを立ち上げていきます。
■富士通のユビキタスウェア
当社は、お客様のデジタル革新を実現するデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(フジツウ デジタル ビジネス プラットフォーム メタアーク)」を中心に、先端技術により、企業や業界の枠を超えて人・物やインフラをつなぐことを支援し、お客様の新たな価値創造と競争力強化に貢献していきます。IoT分野においては、人の周りに存在する膨大なデータを活用し、先端技術によって豊かで快適な生活をサポートしていきます。フロントのセンシングデバイスからバックのネットワークやプラットフォームまでワンストップで製品を提供する中で、フロントを担う「ユビキタスウェア」は、これまでスマートデバイス開発で培った先端技術により、お客様のIoT導入を支援します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
■ユビキタスウェアの主な特長
このたび、2015年5月に提供を開始している企業向けウェアラブル端末「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE ヘッドマウントディスプレイ(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア ヘッドマウントディスプレイ)」に加え、「ユビキタスウェア」のラインナップを拡充しました。
「ユビキタスウェア」は、現場のデータを収集・解析する機能を「センサーアルゴリズム」として提供します。センシングしたデータを収集・解析し、お客様が求めるデータに変換して提供するため、お客様側でアルゴリズムの設計・開発や妥当性の検証を行う必要がなく、すぐに現場で活用することが可能です。また、解析機能の一部は、「コアモジュール」に内蔵されるため、センシングしたデータをすべてクラウドへ送信する必要がなく、データ通信が効率化できます。
また、当社がこれまでスマートデバイス開発で培ってきた独自のアルゴリズムは、社内外での実証を繰り返し、高い検出精度を実現しています。特に、熱ストレス推定に関しては、公益財団法人 大原記念労働科学研究所と共同検証を行うなど外部の専門機関との連携も行っています。
1.これまで培ってきたAI技術とセンシング技術を集約した「センサーアルゴリズム」
「センサーアルゴリズム」は、60種類以上の富士通独自アルゴリズムを搭載し、当社のAI技術「Zinrai」が採用されているソフトウェアです。センサーから収集したデータを分析し、各種アルゴリズムによりお客様の用途に合わせた形に変換することができます。
アルゴリズムには、人の転倒・転落やペットの歩行バランスなどの動作データを分析するモーションアルゴリズムや、熱ストレス検知などの人のバイタルデータを分析するバイタルアルゴリズム、屋内外の位置情報を取得するロケーションアルゴリズム、発話・生活音・咳などの音データを分析するソニックアルゴリズムなどがあります。
また、「FUJITSU Cloud Service IoT Platform(フジツウ クラウド サービス アイオーティー プラットフォーム)」と連携することで、大量のセンサーから得られるデータを最適に処理することが可能となります。
2.お客様の製品に組み込み可能な「コアモジュール」「コアモジュール開発キット」
「コアモジュール」は、加速度、気圧、地磁気、ジャイロ、マイクなどのセンサーと、データ解析用のマイコン、BLE(Bluetooth Low Energy)(注1)を搭載したモジュールです。お客様の用途に合わせてパルス(注2)センサーやGPSを追加し、「センサーアルゴリズム」で価値あるデータに変換できます。本モジュールは、お客様の製品・サービスに組み込むために必要な「ユビキタスウェア 開発キット」も合わせて提供します。
3.安心して働ける環境を整備し業務を効率化できる「ユビキタスウェア バイタルセンシングバンド」
パルス数や身体熱環境指数、位置、転倒転落など、人の状態を遠隔で把握することができます。熱ストレスによる体調不良の危険度の把握や、転倒・転落時の迅速な対応に活用が可能です。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上