TJMデザイン、造作細工向け折込式鋸「スマートソー２００携帯造作」３種を発売

８寸目・９寸目の短い手挽鋸
美観を重視した造作細工向け「携帯造作２００」発売


　株式会社TJMデザイン（社長・田島庸助、本社・東京都板橋区）は、刃渡り２００mmで伝統鋸の「８寸目」および「９寸目」の刃を備えた折込式鋸「スマートソー２００携帯造作」（商品名）３種を全国の金物店、ホームセンター他で２月１日に発売します。メーカー希望小売価格は全種３，０２４円（本体価格２，８００円）です。


　発売するのは次の３種です。

１．スマートソー２００携帯造作【８寸目】（精密）＝次頁写真
　和室の造作全般（鴨居や廻縁、敷居など）や切り口の見える仕上げ部分の精密切断に最適。〈用途〉木質建材（一般木材（硬木）、MDF、集成材、合板）の精密切断

２．スマートソー２００携帯造作【９寸目】（万能）＝次頁写真
　垂木や胴縁などの下地材など木質建材全般の切断に最適。切れ味とスピードのバランスがよく、オールマイティに使用できる。〈用途〉木質建材（一般木材（硬木）、MDF、集成材、合板）の切断

３．スマートソー２００携帯造作【９寸目薄刃】（薄刃、縦横斜）＝次頁写真
　床や天井、建具などの木質系造作材の切断に最適。４×２×２（横引高歯×横引低歯×縦引歯）目立てにより、材料の繊維方向に関係なく縦横斜切断ができる。９寸目よりも薄く、切れ味に優れる。〈用途〉木質系造作材（一般木材（硬木）、MDF、集成材、合板）の切断

　当製品のグリップ（柄）は折込式です。折り込んで道具袋で常時携帯でき、狭所作業場にも持ち込みできます。グリップのボタン操作で「キワ切断」「通常切断」の２つの刃固定角度が選べます。


（商品背景）
　伝統的に手挽鋸は刃の長さに応じて目（刃）の細かさが規定されています。刃長２５０mmの８寸目は精密（細目）、刃長２６５mmの９寸目万能（中目）です。これらの伝統鋸は現在も販売していますが、電動マル鋸等の普及によって切断に用いられる機会が減少。今日、これら８寸目、９寸目の用途は、鴨居、廻縁、敷居、その下地材の加工など美観を重視した造作細工仕事に絞られています。こうした室内作業を行うのには、従来の鋸の長さが余分であることから、「８寸目／９寸目」を備えていてサイズは短い鋸の需要が高まってきました。「スマートソー２００携帯造作」はこの要求にこたえるものです。


　※商品画像は添付の関連資料を参照


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