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DKSHジャパン、日本シグマックスとタイでの医療機器流通販売契約を締結

2016-01-19

DKSH 日本シグマックスとタイにおける医療機器流通販売契約を締結


 アジアを中心にマーケットエクスパンションサービスを提供するリーディングカンパニーのDKSHは、日本シグマックス株式会社と医療機器2製品のタイにおける流通販売契約を締結しました。

 アジアで事業拡大を推進する医薬品メーカーのリーディングパートナーであるDKSHヘルスケア事業部門は、日本シグマックスの医療機器「アクセラスmini」及び「アイシングシステム CE4000」のタイにおけるマーケティング、流通販売、物流、アフターサービスを提供することになりました。今回の契約は、DKSHの医療機器市場での経験とネットワークの広さを評価されたものと捉えています。

 日本シグマックスは事業領域を「運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業」と意味づけています。医療機関で使用する医療機器の他に、日常生活を快適に過ごすための装身具やアスリートの高いパフォーマンスを強化・サポートする運動器具等を製造販売しています。今回タイで販売を開始する2製品はいずれも医療機器で「アクセラスmini」はLIPUS(Low Intensity Pulsed Ultrasound:低出力超音波パルス)を骨折部に照射し、骨の形成を促進する非侵襲性の世界初ワイヤレスの超音波骨折治療器です。「アイシングシステム CE4000」はスポーツ医学分野でその有効性が早くから認められているクライオセラピー(冷却療法)用装置で、患部の冷却により出血量の減少、腫脹の予防・低減及び疼痛の緩和効果があります。両製品ともに整形外科領域での需要が見込まれ、ASEAN諸国の中でも医療水準だけでなく高齢化が進んでいるタイはポテンシャルの高い地域と言えます。

 日本シグマックス株式会社海外事業推進課の中井智氏は今回の契約について以下のようにコメントしています。「経済発展めまぐるしいASEAN諸国の中でも市場規模、医療水準、国民所得などを考慮した時、タイの持つポテンシャルは非常に高く、また高度な輸入医療機器にも精通した医療従事者も多いことから、私たちの顧客に直接アクセスできる販売体制やきめ細かいサービスを提供できるのはDKSHと判断いたしました。以降、周辺国への展開も視野に入れることができるのも、DKSHを選んだポイントと言えます」

 DKSHヘルスケア事業部門の菅原幸治氏は「医療機関・医療従事者へのネットワークは、我々が長年のビジネスで築いてきた特別な市場です。取り扱いが難しい医療機器のアフターサービスまで包括的に任せて頂けるのは、DKSHが医療分野におけるビジネスパートナーであると認められている証と嬉しく思います」と話しています。


■日本シグマックス株式会社について
 日本シグマックス株式会社は、「運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業」を事業領域としています。
 日本シグマックスは1973年の創業以来、整形外科用医療機器・医療用品の開発・製造・販売を行っています。サポーターやギプスなどの外固定材から治療器、リハビリ機器まで豊富な製品ラインナップを取り揃え、日本市場においては高い評価とシェア、独自のポジションを得ています。
 また、サポーターで日本トップシェアを占めるスポーツ用ブランド「ZAMST(ザムスト)」や日常生活用のアイテムなど、コンシューマー向けの製品も展開し、生活者の身体をトータルで支援するという価値を提供しています。
 現在、海外市場拡大に力を入れており、医療用商品やスポーツ向け商品の展開にむけて、アジアや欧州、米国に拠点を設け、すでに40カ国以上で販売されています。
 同社ホームページ:http://www.sigmax.co.jp/


■DKSHジャパン株式会社について
 DKSHジャパンは、世界35ヶ国に750拠点を有するスイスのグローバル企業「DKSHグループ」の一員です。1865年(慶応元年)に横浜で創業した「シイベル・ブレンワルド商会」を源流として、日本の産業と文化の発展に貢献してきました。2009年4月に社名を日本シイベルヘグナーからDKSHジャパンに改称、昨年11月に創業150周年を迎えました。
 現在、DKSHジャパンは「テクノロジー事業部門」、「消費財事業部門」、「生産資材事業部門」の3つの事業部門を展開しています。創業当時「横浜甲90番館」と呼ばれた商館は日本の生糸取引の中心となり「生糸王国日本」を築きあげる上で大きな役割を果たしました。また、日本最初のガス燈のためのガスプラント設置にも貢献し、明治中期には時計・機械などの輸入を開始するなど、日本に根ざしたスイス系商社として多くの足跡を残してきました。
 「DKSHグループ」は、アジア諸国に強固なネットワークとブランド力を持ち、ビジネスパートナーに新規および既存市場でビジネスの拡大と利益をもたらす「マーケットエクスパンションサービス」のリーディングカンパニーであり、DKSHジャパンはその中核を担っています。2012年にスイス証券取引所に上場し、グループ全体の売上高は98億スイスフラン(2014年度)、27,600名のスタッフを擁しています。




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