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東北大、オールインワンで診査が可能となる「歯科用X線CT装置」の開発をスタート
『歯科用X線CT装置』の開発スタート
東北大学大学院歯学研究科は、歯科診断において一台の装置(オールインワン)で診査目的に応じた診査が可能となる、『歯科用X線CT装置』の製品化を目的として、平成27年4月1日に設立された「国立研究開発法人日本医療研究開発機構」によって実施される医療分野の研究開発事業である「医工連携事業化推進事業」に採択され、他施設と共同研究開発をスタートしました。2018年3月に製品販売を行う予定です。
事業名:平成27年度医工連携事業化推進事業
課題名:歯科X線投影法を統合し患者被ばくを低減するオールインワンCT(断層撮影)の開発・事業化
委託元:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(東京都千代田区)
事業の実施体制:
○受託者(事業管理機関) 株式会社信州TLO(長野県上田市)
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・再委託−(研究実施機関)株式会社アクシオン・ジャパン(埼玉県川口市)
・再委託−(研究実施機関)株式会社ANSeeN(静岡県浜松市)
・再委託−(研究実施機関)国立大学法人東北大学(宮城県仙台市)
・再委託−(研究実施機関)国立大学法人信州大学(長野県松本市)
・再委託−(研究実施機関)国立大学法人静岡大学(静岡県静岡市)
○各機関の役割:
・事業実施体制
*参考資料は添付の関連資料を参照
●事業の概要:
低被ばく線量でありながら豊富な画像情報に基づく鮮明な画像が出力でき、歯科レントゲン撮影で必要なパノラマ、デンタル、セファロ、CT画像が一台で全て撮影可能な一体(オールインワン)型X線CT装置を低価格でリリースします。個人医院のスタンダード装置として現在10%程度であるCT装置の普及率を30%まで向上させ、歯科診断技術の向上を目指します。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照