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帝人、グループ共通のリーダーシップ研修プログラムをグローバル展開
グループ共通のリーダーシップ研修プログラム
「EaGLES」のグローバル展開について
帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大八木 成男)は、帝人グループの理念や価値観の共有、およびグループ共通のリーダーシップスキル定着を目的として、国内外グループ会社の新任管理職を主な対象に、2011年度よりグループ共通のリーダーシップ研修プログラムをグローバル展開することとしました。この研修プログラムは、同一内容を5地域、4カ国語で実施します。
帝人グループは、今後もさらに進展するグローバル化に対応するため、こうした取り組みを通じて早期人財育成を強化し、「グローバルエクセレンス」の獲得を目指します。
1.背景・経緯
(1)帝人グループは、グローバル化と事業の多角化によって、組織および社員の多様性が増しており、今後、さらに事業のグローバルオペレーションを拡大していくためには、帝人グループの企業理念や基本的な価値観の浸透・共有が不可欠です。
(2)一方、海外のグループ会社においては、社内で効率的・効果的に管理職を育成するための管理職研修のニーズが高まっていました。
(3)こうした中、国内外のグループ会社全体で人財育成を強化するため、多言語による、グローバル共通の「帝人グループ標準のリーダーシップ研修」を開発し、展開していくこととしました。
2.研修プログラムの概要
(1)プログラムの名称
「EaGLES(イーグルス)」
(Global Leadership Excellence Standard for (early) newly Assigned manager)
(2)目的
帝人グループの企業理念や基本的な価値観をグループ・グローバル全体で共有し、基本的なリーダーシップスキルの向上を図ります。
(3)対象
主たる対象は、国内外グループ会社の新任管理職(初年度は約110人)。
初年度は、日本・オランダ・ドイツ・アメリカ・中国・タイ・インド・シンガポールの8カ国のグループ会社を対象とし、今後、順次拡大していく予定。
(4)内容
3ステップ構成の研修プログラムを、グループ会社のある国および言語に合わせ、5地域(EU・米国・中国・タイ・日本)、4カ国語(日本語・英語・中国語・タイ語)で展開します。
【ステップ1】Eラーニング
帝人グループの価値観、経営方針、歴史などをまとめた「テイジン・スタンダード」と、管理職として身に付けるべき「リーダーシップの基本」を「Eラーニング」で自己学習し、基本的な知識・スキルを体系的に理解します。
【ステップ2】集合研修
10〜15名単位の「集合研修」を実施します。グループ討議やケーススタディなどを通じて体験を共有し、「Eラーニング」で事前学習した知識やスキルの理解を深め、体得します。
【ステップ3】学習成果測定
職場での態度や行動に変容があったかどうか、「学習成果の測定」を行い、職場でのリーダーシップスキルの実践と定着、帝人グループの理念・価値観・方針の浸透を図ります。
(5)開始時期
2011年3月から各地域で順次開始