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日本製紙、石巻工場にコンクリート用混和材:高品質フライアッシュ「CfFA」製造設備が竣工
石巻工場に高品質フライアッシュ「CfFA(R)」製造設備竣工
〜石炭ボイラー燃焼灰を、東北復興の建設資材として本格供給へ〜
日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄、以下「当社」)は、石巻工場(宮城県石巻市)の敷地内に建設中であった、コンクリート用混和材:高品質フライアッシュ「CfFA(R)」(Carbon−free Fly Ash、以下「CfFA(R)」)製造設備が当初計画通り完成し、本日竣工式を執り行いました。
フライアッシュを使用したコンクリートは、長期間にわたり耐久性を発現することで知られ、「CfFA(R)」は品質が安定し、使用しやすいコンクリート混和材として、高品質のコンクリートの製造を可能にする点で、今後の利用拡大が見込まれています。このたび当社が、石巻工場に完成させた「CfFA(R)」製造設備の生産能力は年間約1万トン。試験運転によるサンプル提供(注)を経て、2016年春から本格的な「CfFA(R)」の販売を開始します。
(注)2016年1月〜3月まで無償提供(運賃は別途貰い受けます)を予定。
当社は、「木とともに未来を拓く」とのスローガンの下、主力工場である石巻工場では木質バイオマスの幅広い利用とともに、エネルギーなどの多様な事業展開を進めています。今後は、石炭ボイラーの燃焼灰をリサイクル資源として利用し、地産地消で、東北地方の震災復興に貢献する資材の提供を進めていきます。
※参考画像は添付の関連資料を参照
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