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ミサワホーム、自治体などと「浦安市東野地区における複合施設建設に関する連携協定」を締結
自治体と金融機関、医療法人との間で
複合施設建設に関する連携協定を締結
〇千葉県浦安市において4者が地域活性化に向けて連携
〇ミサワホームは複合施設建設の全体監修を担当
〇不動産の保有と経営を一体化した事業を展開
ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、株式会社京葉銀行(千葉市中央区、取締役頭取 小島信夫)、医療法人社団やしの木会浦安中央病院(千葉県浦安市、院長 高須信美(◇))及び浦安市(市長 松崎秀樹)と、本日付で「浦安市東野地区における複合施設建設に関する連携協定」を締結し、同地区での複合施設建設の進め方や建設後の施設の利用方法について連携していきます。
◇院長名の正式表記は添付の関連資料を参照
浦安市は2004年に「子どもからお年寄りまで、全ての市民が健やかに暮らせるまち」を目指して「健康うらやす21(第1次)」を策定しました。当時は全国でも有数の「若い市」でしたが、その後の少子高齢化の波が押し寄せている現状を踏まえ、2014年に策定した「健康うらやす21(第2次)」においては、地域の団体が協働する力を高めるための仕組みを盛り込み、市民、地域、行政が一体となった健康づくりの計画へとステップアップしています。
ミサワホームは中期経営計画(2014.4〜2017.3)において「事業多角化の推進」を基本方針として掲げており、少子高齢化、待機児童問題といった社会的課題の解決に向けた介護事業、児童福祉事業などで培ったノウハウを活用し、商業複合施設の建設、維持管理、運営などへ事業を拡大していきたいと考えています。また、創業以来、幅広い医療活動により地域に貢献してきたやしの木会は、今後も最良の医療サービスを提供し続け、地域で包括的な医療や介護がスムーズに受けられるよう浦安中央病院(1981年開設)の移転計画を検討していました。そのような中、地域経済の貢献を経営の最重要課題に掲げる京葉銀行が、浦安市の掲げるまちづくりの趣旨に賛同する2者をひき合わせ、今回の4者連携協定を締結することとなりました。
この協定により建設を進める複合施設の計画地は、現在の浦安中央病院(浦安市富岡3−2−6)から北西方向約800mに位置する約1,000坪の敷地です。商業複合施設を計画するミサワホーム及び病院移転を計画するやしの木会は、京葉銀行の紹介により、隣接する用地の売買契約を土地所有者とそれぞれ10月に締結しました。ミサワホームは移転後の浦安中央病院の全体監修、設計監理業務を行うと同時に、浦安市が提唱する「健康うらやす 21」に基づき、医療、介護、介護予防、生活支援、保育を一体提供できる複合施設を隣接させる予定です。
ミサワホームは、今回の取り組みをモデルケースとして、不動産を保有し、医療介護、児童福祉、地域住民のコミュニケーションの場として活用するなど、社会的意義のある事業として全国で展開していきたいと考えております。
【建築計画概要】
□移転後の浦安中央病院(所有者:医療法人社団やしの木会)
・建設地:千葉県浦安市東野三丁目11番の1部(敷地面積1,553.73m2)
・用途地域:
第一種住居地域(建ペイ率60% 容積率200%)
第一種低層住居専用地域(建ペイ率60% 容積率150%)
・構造:鉄筋コンクリート造、地上5階建て(延床面積2,768m2予定)
・施設概要:入院設備(医療療養28床 一般44床)、病後児保育施設 など
・営業開始:2018年4月予定
□商業複合施設(所有者:ミサワホーム株式会社)
・建設地:千葉県浦安市東野三丁目11番、12番の各1部(敷地面積1,752.15m2)
・用途地域:
第一種住居地域(建ペイ率60% 容積率200%)
第一種低層住居専用地域(建ペイ率60% 容積率150%)
・構造:鉄筋コンクリート造、地上6階建て(延床面積2,920m2予定)
・施設概要:3階〜6階 賃貸住宅
・施設概要:1階〜2階 商業施設(保育所、地域包括支援センター、調剤薬局、飲食店、ATM 他)
・営業開始:2018年4月予定
<完成予想パース>
*添付の関連資料を参照
※建築計画については今後の連携協議により変更となる場合があります。
【事業関連イメージ】
*添付の関連資料を参照
以上