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丸紅とシチズンマシナリーミヤノ、北中南米市場でのCNC自動旋盤の販売協業を強化
北中南米市場におけるCNC自動旋盤販売協業強化について
丸紅株式会社(以下「丸紅」)とシチズンマシナリーミヤノ株式会社(本社:長野県北佐久郡御代田町、社長:杉本健司、以下「シチズンマシナリーミヤノ」)は、シチズンマシナリーミヤノ社製CNC自動旋盤等の北中南米における販売協業強化を目的とし、販売・サービス・エンジニアリング機能の一元化を図るべく、両社が保有する米国子会社・関連会社の再編など組織強化についての株主間協定及び新たな代理店契約を締結し、2011年4月1日付にて新体制での業務を開始致しましたのでお知らせ致します。
両社は、1985年に米州におけるCNC自動旋盤の販売・サービスを目的として、丸紅シチズンシンコム(Marubeni Citizen−Cincom Inc.以下MCC)を共同で設立し、2005年には共同で現地資本の販売サービス会社(現Citizen Machinery America Inc.以下CMA)を買収することによりエンジニアリング機能強化を図るなど、米州でのシチズン製品(以下 シンコム製品)の販売・サービスの拡大を行ってまいりました。今般の米国子会社・関連会社の再編などの組織強化は、本年4月のシチズンマシナリーミヤノの誕生にあわせて、これまでのシンコム製品にミヤノ製品を加えることでの相乗効果により、両製品の一層の拡販を図るために実施されたものです。
今回の再編に伴いMCCは、シンコム製品の販売・エンジニアリングサービスを行っていたCMA及びミヤノ製品の販売サービス会社(Miyano Machinery USA, Inc.)を100%子会社化することで業務運営を完全統合します。これによって米州における丸紅の販売力とシチズンマシナリーミヤノの技術力の融合を図り、更に両製品の販売・エンジニアリングサービス網を一体化することで顧客支援体制を強化し、精密部品加工におけるトータルソリューション提案による新たな付加価値創出を実現します。また、近年成長著しい中南米、特にブラジル市場の拡販を目指し、MCCブラジル現地法人の運営体制を強化して、北中南米市場全体としての一層の成長を目指します。
以 上