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安川電機、人共存形ロボット「MOTOMAN−HC10」を開発

2015-12-03

共存形ロボットMOTOMAN−HC10を開発
−生産設備の新時代を開拓−


 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、安全柵無しで設置可能な人共存形ロボットMOTOMAN−HC10を開発しました。このロボットによりロボットの適用領域を拡大し、設備のさらなる自動化と生産性向上に貢献します。
 MOTOMAN−HC10は2015 国際ロボット展(12月2日〜5日、東京ビッグサイト 東2ホール 小間番号IR2−33)に出展いたします。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照


1.開発の狙い
 従来の産業用ロボットは、安全柵の設置が義務付けられていたため専用設備となることがほとんどでした。MOTOMAN−HC10は、国際規格ISO10218−1に準拠しており安全柵の設置が不要なため、専用設備の設計・製作の必要性などの理由でロボット活用が進んでいない現場の自動化推進に貢献します。
 またこのロボットは人と共存して働くことができるため、自動化設備の可能性を拡大します。


2.MOTOMAN−HC10の主な特長
 このロボットは大きく次の2つの特長があります。

 (1)安全柵設置不要
 MOTOMAN−HC10は、人と接触した際に人に与える力を制限する機能を持っており、安全柵の設置が不要です。そのため、生産設備の自由度が向上し、今までロボットの導入を見送っていた現場や、ロボットの設置が困難とされていた工程などでもロボットを使用した自動化の可能性が拡大します。

 *安全柵無しで設置する場合には別途リスクアセスメントが必要です。

 (2)簡単ティーチング
 MOTOMAN−HC10は、プログラミングペンダントを使用した従来のティーチング方法に加えて、ロボットを直接手で掴んで操作するダイレクトティーチング機能を備えています。直感的な操作によるロボットへの動作指示が可能になるため、ロボット操作に不慣れなお客様や頻繁にティーチングが必要となる工程へのロボット導入が容易になります。


3.主な用途
 工作機械間のハンドリング、小物部品の組立て作業等


4.今後の計画
 実機の検証を計画しており、検証終了後に製品化予定です。





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リスクアセスメント MOTOMAN 共存 ISO iSO IR

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