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京セラ、デジタル捺染印刷向け高耐久性インクジェットプリントヘッドを発売
京セラ、デジタル捺染印刷向けに
高耐久性インクジェットプリントヘッド新発売
〜衣服などの捺染市場における、過酷な印刷環境に耐えられる高耐久性を実現〜
京セラ株式会社(代表取締役社長:山口 悟郎)は、インクジェット印刷機の基幹部品インクジェットプリントヘッド(以下、ヘッド)において、捺染印刷向けに新しい高耐久性デザインを採用した製品を開発し、今月より量産対応を開始いたしましたのでお知らせいたします。
*製品画像は添付の関連資料を参照
製品名:
インクジェットプリントヘッド
「KJ4B−0300−G06DS」
サイズ:200×45×68.5(mm)(幅×奥行×高さ)
最大駆動周波数:30kHz
解像度:300dpi
有効印刷幅:112mm(約4インチ)
インク:水系インク
開発製造拠点:鹿児島国分工場
デジタル技術は、版が不要で必要な分量のみを即時印刷できるため、生産性向上とコスト削減ができ、版洗浄用の廃液も発生せず環境負荷の低減にも寄与することから、近年、捺染市場での需要が飛躍的に拡大し、デジタル化が急速に進んでいます。その反面、印刷環境は過酷で、布メディアの搬送時における巻き込みやそれに伴う印刷機への衝撃、さらにはインクミストやメディアダストの飛散などによって、印刷機にエラーが生じることがあるため、これらの過酷な環境に耐えられる高耐久性ヘッドが求められていました。
京セラはこのような市場ニーズに対応するため、過酷な環境下での利用に適したロバスト(堅牢)設計により、高耐久性プリントヘッドを実現しました。さらに、1本のヘッドで2色同時印刷が可能なため機器を小型化でき、また、ヘッドの有効印刷幅は世界最大(※1)の112mmであり、機器設計やメンテナンスが容易です。
当社は、高速・高精細印刷を実現するヘッドを量産しています。今回、新たに高耐久性ヘッドを投入することで、幅広い市場ニーズに応え、デジタル印刷の可能性をさらに広げてまいります。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
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