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マネックス証券、外貨決済サービスの「外貨お預り金」で人民元の取り扱いを開始
外貨決済サービスにおける人民元取扱い開始のお知らせ
マネックス証券株式会社(以下「マネックス証券」)は、本日より外貨決済サービスの「外貨お預り金」お受取・お買付サービスにおいて人民元の取扱いを開始いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。インターネットを通じた一般の個人投資家向けの外貨決済サービスにおける人民元の取扱いは、国内金融機関で初となります(2011 年4 月6 日時点:マネックス証券調べ)。
記
1.サービス提供について
マネックス証券では、利金・償還金および売却代金を円貨に振り替えることなく外貨のままで受け取り、そのまま同通貨建て債券への投資を可能にする外貨決済サービスを従来より提供してまいりましたが、この度、既存の6通貨(注1)に加え、新たに人民元の取扱いを開始いたしました。
マネックス証券は、従前人民元建ての中国国債や社債をいち早く取り扱うなど、お客さまに人民元建てでの投資機会を提供しており、この度の外貨決済サービスへの人民元の追加により、同通貨建てで再運用する際の利便性の向上を図ります。
2.外貨決済サービス、「外貨お預り金」お受取・お買付サービスの内容
(1)利金・償還金のお受取り
お客さまがマネックス証券に保有する外貨建て債券の利金および償還金の受取り方法を円または外貨から選択することができます。外貨をご選択の場合、外貨お預り金(注2)として保管されます。利金および償還金を外貨のまま保有できるため、為替手数料等がかかりません。
(2)外貨建て債券の買付・売却
外貨お預り金の残高から、同通貨建て債券を買付けることができます。また、外貨建て債券を中途売却した場合、外貨での売却代金の受取りが可能です。その際、為替手数料等がかかりません。
(3)外国為替取引 (外貨お預り金の買付・売却)
外貨お預り金から円建てMRF(またはお預り金)への振替、および、円建てMRF(またはお預り金)から外貨お預り金への振替が可能になります。お客さまの希望するタイミングで外貨から日本円、もしくは日本円から外貨への振替が可能になります(注3)。
(注1)米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドおよびトルコリラ。
(注2)外貨お預り金には利子等は付与されません。
(注3)一部、ご注文いただけない、またはご注文に制限がある時間帯があります。毎営業日14:00までのご注文が、当日約定分となります(約定は1日1回、ただし国内営業日のみ)。なお、振替の際には為替手数料がかかります。外国為替相場の変動により、為替差益(または差損)が発生する場合があります。
※ マネックス証券から外貨のままでのご出金、およびマネックス証券への外貨のご入金はできません。
3.取引ルール等
【サービス開始日】
2011年4月6日(水)
【取引単位】
円金額指定時:1,000円以上1円単位
外貨金額指定時:100人民元以上0.01人民元単位
【1注文あたり取引限度額】
円金額指定時:50,000,000円
外貨金額指定時:5,000,000人民元
【為替手数料】
1通貨あたり20銭
(参考)マネックス証券における人民元建て債券取扱い実績
2011年1月20日 中華人民共和国2013年12月1日満期人民元建債券(既発債) 取扱い開始
2011年3月18日 オリックス株式会社2014年満期2.00%オフショア人民元建社債 取扱い開始
詳細はマネックス証券ウェブサイト( http://www.monex.co.jp/ )をご覧ください。
マネックス証券は今後も個人投資家の皆さまの期待に応える商品・サービスを提供してまいります。
以上
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 165号
加入協会:日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会
【通貨の売買に関する重要事項 】
外貨お預り金には、為替変動リスクがあります。よって、為替相場が変動し円高に推移することにより、外貨の円換算価値が下がり、円ベースでの元本割れが生じるおそれがあります。また当社所定の為替手数料を負担することにより、為替相場に変動がない場合でも、外貨売却時の円換算額が当初の円貨額を下回り、損失を被るおそれがあります。