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NEC、システム構築・ソフトウェア開発で全社統一的な「プロジェクト管理標準」を展開

2011-04-09

システム構築やソフトウェア開発において

全社統一的な「プロジェクト管理標準」を展開 

〜全事業領域・オフショアにも適用〜


 NECは、システム構築やソフトウェア(アプリケーション・ミドルウェア等)の開発における全社統一的な「プロジェクト管理標準」を規定し、本年4月から、国内グループ会社および中国を中心としたオフショアに展開を開始します。 

 今回の取り組みは、情報システム領域・通信システム領域・組み込みソフトウェア開発など幅広く網羅するものであり、オフショア開発も含めて「プロジェクト管理標準」を全社統一的に利用するのは先駆的な取り組みです。 

 「プロジェクト管理標準」は、「標準プロセス」と「標準ツール」で構成されます。

 「標準プロセス」は、”プロジェクトマネジャーがやるべき作業”(進捗管理・品質管理・コスト管理・障害管理など)と”そのアウトプット(帳票) ”を定義しています。また、「標準ツール」は、標準プロセスで定義した”やるべき作業”を実施するためのソフトウェアとなります。 

 NECはこれまで、ITサービス、プラットフォーム、キャリアネットワーク、社会インフラ、パーソナルなど、各ビジネスユニット単位に「プロジェクト管理標準」を整備していました。昨今、複数のビジネスユニットを跨るプロジェクトが増加しており、プロジェクト管理手法の統一により効率化を図るとともに、プロジェクトの複雑化に伴い管理品質のさらなる向上が必要となっています。 

 これらを背景に、従来ITサービス領域(企業・官公庁向けシステム開発)で利用してきたプロジェクト管理手法(社内愛称「APPEAL(アピール)」)をベースに、全社統一の「プロジェクト管理標準」を策定し、『ソフトウェアファクトリ』(NECのクラウドでの開発環境)の一機能として組み込み、他の事業領域にも展開していきます。 

 さらに、この「プロジェクト管理標準」を、中国のオフショアにも本年4月より展開を開始し、インドやベトナムなどの他のオフショア地域にも順次展開を検討していきます。オフショアにおいても『ソフトウェアファクトリ』で標準ツール等を利用し、日本の専門部隊(PMO:Project Management Office、注) がオフショアのプロジェクト進捗を統一的に管理します。 

 NECは今回の活動を通じて、プロジェクト管理作業を30%効率化、プロジェクト管理品質のさらなる向上、プロジェクトマネジャー育成期間の短縮、グローバルリソースの有効活用などを実現していきます。 


以上

(注)PMO:組織におけるプロジェクトマネジメント(PM)を統括・管理することを専門として設置された部門。  


お問い合わせ先
 NEC システム技術統括本部
  電話:03−3798−6375 
  Eメール: spm-wg@mspd.jp.nec.com


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