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ソニー・グローバルエデュケーションと学研HD、理系教育サービス事業拡大で業務提携
ソニー・グローバルエデュケーションと学研ホールディングスが業務提携契約を締結
株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(代表取締役社長:礒津政明)と株式会社学研ホールディングス(代表取締役社長:宮原博昭、以下 学研)は、STEM(※)教育サービス事業の拡大に向けて業務提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。
※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の略
ソニー・グローバルエデュケーションは、今後の複雑化する社会で思考力や判断力、表現力を高め、積極的に課題解決できる21世紀型スキルを有する人材育成に向けて、STEMがその中核となる教育課程と位置付けています。そしてSTEM分野の基礎的な思考力育成に役立つ全年代向けの教育サービス「世界算数」のグローバルな定期開催や、Think(思考力)、Make(創造力)、Feel(探究力)の三つのプログラムで構成される新たな教育カリキュラム「STEM101」の策定などを行ってきました。
学研ホールディングスは、出版事業を中心に、幼稚園・保育園・学校に向けたソリューション事業や、「学研教室」をはじめとする教室・塾事業を展開し、近年では高齢者福祉・子育て支援事業にも進出しています。加えて教育ICTをいち早く取り入れ、全国の小中学校をサポートするコンテンツ開発を行っています。さらには、21世紀型スキルとして着目されるSTEM教育、アクティブラーニングの教育機会の創出、主体的、かつ能動的な学びを得られる教育環境の創造などに挑戦しています。また、アジアを中心に拠点を設け、出版の版権ビジネスをはじめ、「算数教室」「サイエンススクール」といった教室事業を展開しています。
今回の業務提携により、学研グループの教育コンテンツ開発力とソニー・グローバルエデュケーションのプログラム開発力やソフトウェア、ネットワーク関連の技術力、グローバルな事業ネットワークなどを掛け合わせ、STEM教育に関する教育プラットフォームやカリキュラム、プログラムなどを共同で事業開発していきます。また、両社でSTEM教育事業をグローバルに拡大させるための連携した活動や、新たな学習サービスの開発、事業化などにも取り組んでいきます。
ソニー・グローバルエデュケーションと学研ホールディングスは、新たなSTEM教育サービスの展開を通じてグローバルレベルでの教育業界の活性化、人材育成へ貢献していきます。