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IIJ、放送事業者が4K IP伝送を実現するためのソリューションを提供開始

2015-11-24

IIJ、4K映像伝送のIP化に向けて放送システム事業に参入し、放送事業者が4K IP伝送を実現するためのソリューションを提供開始


 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一)は、放送局における映像伝送のIP化を支援し、4K IP伝送を実現するためのソリューションを、本日より提供開始します。

 4K/8K映像の普及が進むなかで、放送業界において、制作現場から放送局へ映像データを送る“コントリビューション(集信)”の4K/8K映像対応が本格化しています。映像データが膨大化するにつれて、収容効率が高く、コスト・運用面で有用な光ケーブルを利用したIP伝送(Video over IP)の実用化に向けた検討が進みつつあります。

 放送局から視聴者へ映像を届ける“ディストリビューション(配信)”は、すでにIP化が進んでおり、放送システムのオールIP化が実現すれば、映像データをクラウドやデータセンターに集約することで、現場から視聴者までのワークフローの一本化が可能になります。これにより、場所を問わない編集や確認作業の実現による大幅なコスト削減、システム運用の簡易化、迅速な配信など、多様なメリットが見込まれます。

 また、放送機器については、ソニー株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長 兼 CEO:平井 一夫)が「ネットワーク・メディア・インターフェース(※)」搭載放送機器の発売を通じて、4Kライブ制作のIP化を提案・推進しています。そこで、IIJでは、このようなシステムのインフラに適したネットワークを、構築を含めてソリューションとして提供し、ソニービジネスソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島 和雄)と協力し、放送事業者向けに販売してまいります。

 本ソリューションの開発に先駆け、IIJは、2015年7月に4K映像のIP伝送実用化に向けた実証実験を行いました。4K映像を長距離・長時間伝送した際の受信品質、安定性などを検証し、本実証実験で得られた知見をもとにIIJが培ってきたIPネットワーク技術を活かし、このたびの商用化に至ったものです。
IIJは今後も新しい取り組みを推進し、最新鋭のソリューションを開発してまいります。

 (※)ネットワーク・メディア・インターフェース:ソニーが開発した放送機器向けのIP伝送用インターフェースで、放送機器のIP対応を実現するもの。
  詳細:https://www.sony.jp/products/Professional/c_c/nmi/



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