Article Detail
DTS、効率化と質の向上を実現する「リウマチ診療支援システム」を販売開始
リウマチ診療の効率化と質の向上を実現する
「リウマチ診療支援システム」を販売開始
〜関節リウマチ診療の各種データを可視化、直観的な病状把握で診療の質を向上〜
株式会社DTS(本社:東京都港区、代表取締役社長:西田公一)は、「ICTを活用し、診療現場へ真に役立つシステムを提供する」をコンセプトに、「リウマチ診療支援システム」を開発しました。リウマチ診療の効率化、質の向上、患者満足度向上を目的としており、平成27年11月12日より販売を開始します。
関節リウマチの診療現場で、医師は次のような課題を抱えています。
(1)患者さまの情報は紙の問診票で管理されている場合が多く、管理が煩雑である。
(2)患者さまの関節リウマチの進行度を表す疾患活動性スコア(※1)算出の作業負荷が高い。
(3)患者さまの病状の経時的な遷移の把握が難しい。
当社は、こうした医療現場の課題を解決するため、順天堂大学医学部附属浦安病院の池田圭吾医師のご指導のもと、「リウマチ診療支援システム」を開発しました。本システムは、医師・医療機関様のご協力のもとで実証実験を重ね、多くの専門医のご意見を取り入れております。
<リウマチ診療支援システム導入のメリット>
1.タブレット端末を用いた事前問診の導入により、医師の診察時間を短縮
診察の待ち時間を利用し、患者さまにタブレット端末のタッチパネルでHAQ(※2)、圧痛・腫脹関節、VAS(※3)等を回答していただき、医師の管理端末に情報を送る。これにより医師の診察時間の短縮につなげる。
※タブレット端末は大きく見やすい文字・図のため、ご高齢の患者さまでも簡単な操作が可能です。
2.疾患活動性スコアを自動算出し、医師の作業負担を軽減
医師が使用する管理端末で疾患活動性スコア・HAQ−DIスコアを自動算出し、疾患活動性スコアや血液検査情報を時系列でグラフ表示。これにより医師は症状の遷移を容易に把握できるようになる。
※プリントアウトも可能。患者さまも症状が容易に把握でき、治療意欲、患者満足度の向上に繋がります。
3.投薬履歴と疾患活動性の相関を表示し、医師が一目で患者さまの状態を把握
患者さまごとの投薬履歴や副作用情報についてシステムで一元管理。医師は、症状の遷移と投薬の相関について、一目で把握することができる。
4.医師視点のUI搭載で、煩雑な操作は一切不要
管理端末は、医師の視点で設計されたユーザインタフェースのため、スムーズな情報入力が可能。医師は診察結
果や投薬情報の入力に手を煩わせることなく、患者さまの診察に集中できる。
※1 「疾患活動性スコア」:患者さまの問診記録、関節の各種検査、血液検査等を総合的に評価し、関節リウマチの症状の強さを具体的な数値として表したもの。
※2 「HAQ(Health Assessment Questionnaire)」:慢性疾患患者の身体的要素としての機能障害の程度を評価するための患者自身が行うアンケートのこと。
※3 「VAS(visual analogue scale)」:患者さまご自身が、症状、痛み等の程度をスケール上で指定し、定量化する確認方法。
<参考:リウマチ支援システムのブラウザー画面>
*添付の関連資料を参照
<販売価格>
医療機関さまに見合ったシステム構成をご提案し、最適な価格でご提供します。
※販売価格の詳しくは、下記<本プレスリリースに関する問い合わせ先>の電話番号またはメールアドレスまでお問い合わせください。
※基本構成:スマートデバイス、PC、無線ルーターとソフトウェアのセットでの販売となります。
※オプション機能のご提供、患者マスターのデータ移行等も承ります。
※製品ご購入前に評価いただける試用機を用意しております。詳しくは、下記<本プレスリリースに関する問い合わせ先>の電話番号またはメールアドレスまでお問い合わせください。
<導入目標>
医療機関を対象に3年間で100件の導入を目標とする。
<学会出展について>
第30回日本臨床リウマチ学会(2015年11月21日、22日開催。神戸国際展示場)に「リウマチ診療支援システム」を出展します。
<株式会社DTSについて>
DTSは、総合力を備えたシステムインテグレータとして、金融業、産業・公共、通信向けサービスを柱に、コンサルティングからシステム設計・開発、基盤構築・運用までをワンストップで提供します。
本社所在地:〒105−0004 東京都港区新橋6−19−13
http://www.dts.co.jp/
<本プレスリリースに関する問い合わせ先>
公共事業部
事業企画担当
TEL:03−6403−8062
E−mail:ra-sys@dts.co.jp
以上