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JFEスチール、東日本大震災の影響について発表

2011-04-08

東日本大震災の影響について(2011年4月5日時点)



 東日本大震災により被災された方々に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
 また、当社に対しましても多数お見舞いを頂戴し、厚く御礼申し上げます。
 現時点における震災の影響と対応は以下の通りです。


○社員および家族の安否について
 本日までに、東北地区に勤務するグループ会社・協力会社の社員およびご家族の中で、尊い命を亡くされた方、現在も行方不明となっておられる方がいらっしゃることを確認いたしております。引き続きグループ各社と連携し、全力を挙げて安否の確認を行うとともに、安全の確保に努めてまいります。
 当社の社員とご家族および東日本製鉄所におけるグループ会社・協力会社の社員につきましては、既に全員の安全を確認しています。


○東日本製鉄所の状況
 東日本製鉄所におきましては、高炉を休風し生産設備の保守点検を行いました。現在は高炉をはじめ全ての生産設備で通常操業に問題が無いことを確認しています。
 すでに千葉・京浜両地区とも高炉は通常操業を行っており、自家発電設備へのガス供給も通常レベルに回復しています。現在は発電設備をフル稼働させて、東京電力殿への電力の供給を行っています。その他の生産設備も電力需給が逼迫する中で引き続き最大限の節電に協力する前提で、東京電力殿と調整を行いながら操業しています。
 また、製品の出荷につきましても、輸送の状況やお客様の状況を確認しながら行っています。


○東北地区のグループ会社の状況
 東北地方のグループ会社につきましては、JFE条鋼仙台製造所と東北スチールが大きな被害を受け、現在操業を停止していますが、両社ともすでに瓦礫の除去など復旧活動を開始しております。その他のグループ会社も、製造拠点や営業拠点などに一部被害が発生しており、復旧に取り組んでいます。


○千葉地区IPP発電所について
 東京電力管内において電力需給が逼迫している状況に鑑み、千葉地区のIPP発電所(能力39.08万kW)では震災前は平日昼間だけの運転でしたが、現在は昼夜・休祭日連続運転でフル稼働させており、従来の約3倍の電力量を全量東京電力殿に供給しています。


 JFEグループは、仮設住宅をはじめ復興に必要とされる鋼材の供給に最優先で対応し、地域の皆様をはじめ関係する皆様と共に、引き続き復興に向けて最大限の協力を行っていく所存です。


以 上

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仮設住宅 東北地方 東京電力 発電所

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